アイナボホールディングスは30日、2026年9月期第2四半期(25年10月-26年3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.7%増の482.58億円、営業利益が同9.5%増の17.44億円、経常利益が同9.3%増の19.35億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同10.9%増の12.02億円となった。
戸建住宅事業の売上高は前年同期比2.5%増の404.48億円、セグメント利益は同8.5%増の18.80億円となった。戸建住宅の市況については、住宅リフォーム市場の景況感は概ね前年並みで推移したが、新築住宅着工数の減少は常態化しており、当面の間は回復が見込めない状況で推移した。このような事業環境のもと、タイル及び建材関連販売については、売上高は前年比プラスで推移した。その主な要因としては、流通タイル販売の増加、販売強化対象である木質建材の販売が増加したことや、人員の増強や商品構成の刷新にともなうオリジナルブランドタイルの販売も回復したことなどによる。タイル及び建材関連工事については、売上高は前年比プラスで推移した。その主な要因としては、新築着工数減少の影響によりサイディング工事は減少したが、市場シェアの高いタイル・石材工事、取り扱い強化対象であるサッシ工事が増加したことなどによる。住宅設備・衛生・空調機器販売及び工事については、売上高は前年比プラスで推移した。その主な要因としては、新築着工数減少の影響により水回り商材や衛生陶器類の販売は微増だったが、高所得者向けのオリジナル浴槽の販売および仕入れ強化対象である家庭用エアコン等の販売が増加したことなどによる。
大型物件事業の売上高は同2.4%減の78.10億円、セグメント利益は同15.9%増の8.21億円となった。大型物件事業の市況については、民間非住宅投資、公共建設投資は概ね前年並みで推移したものの、マンション向けの建設投資は力強さに欠けた状況が続いた。このような事業環境のもと、タイル及び石材工事については、売上高は前年比プラスで推移した。その主な要因としては、既存得意先からの受注量は減少したが、新たに連結対象とした子会社の売上が加算されたことなどによる。住宅設備・衛生・空調販売及び工事については、売上高は前年比マイナスで推移した。その主な要因としては、公共施設のリニューアル物件が増加したことにより空調工事の売上が増加したが、集合住宅向けの住宅設備工事が受注不足の影響により売上が減少したことなどによる。
2026年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.7%増の985.00億円、営業利益が同17.1%減の21.00億円、経常利益が同8.8%減の26.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.7%減の16.00億円とする期初計画を据え置いている。