18日の日本株市場は、売り先行で始まることになろうが、売り一巡後は半導体やAI関連株にらみの展開になりそうだ。15日の米国市場はNYダウが537ドル安、ナスダックは410ポイント安だった。米国とイランによる戦闘終結に向けた協議が進まず、WTI原油先物が1バレル=105ドル台に上昇したことが重荷になった。シカゴ日経225先物は大阪比215円安の61825円。円相場は1ドル=158円80銭台で推移。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで下落して始まり、売り一巡後に62190円まで買われる場面もみられた。ただ、積極的な買いの動きは限られており、61800円で終えている。米国ではエヌビディアなど半導体株の弱さが目立っており、東京市場においてもアドバンテスや東エレクなど指数インパクトの大きい値がさハイテク株の動向が注目されることになろう。
先週の後半にかけて急落したフジクラやキオクシアHDなどの動向が注目されるが、キオクシアHDについては15日の取引終了後に発表した決算は予想を上回る内容だった。ADR(米国預託証券)で20%近く上昇していることもあり、前週の下落部分を一気に埋めてくるようだと、他の半導体やAI関連株を見直す動きが意識されてくる可能性はありそうだ。また、AI関連株への利食いが目立つなかで、ファナックや安川電機などフィジカルAI関連株への物色が活発だった。物色に広がりがみられており、地合いは悪くない。
決算が一巡した。15日の取引終了後に発表したところでは、テルモ、電通グループ、クレセゾン、日産化、日ペHD、長谷工、artience、ダスキン、ホシザキ、レオパレス21、リゾートトラ、井関農、日本精機、フォスター電、旭ダイヤ、CKDなどが注目される。そのほか、原油先物相場の大幅な上昇を受けてINPEXなどエネルギー株のほか、防衛関連株への資金流入も意識されそうだ。