米国株式市場は続落。ダウ平均は307.16ドル安の51839.26ドル、ナスダックは12.17ポイント安の25508.07で取引を終了した。
対イラン攻撃中も交渉継続で和平期待に、寄り付き後、上昇。その後、親イラン武装組織フーシ派がサウジアラビアに対する海上封鎖を発表したほか、トランプ大統領が報復攻撃を激化させる可能性を警告し原油高が嫌気され、ダウは下落に転じた。今週決算を控えるハイテクが買われナスダックは終日堅調に推移したが終盤にかけ利食い売りに押され、相場は続落し終了。セクター別ではソフトウェア・サービスや半導体・同製造装置が上昇した一方、自動車・自動車部品が下落した。
半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)はテクノロジー会社のマイクロソフト(MSFT)が提携拡大により、同社の初のラック「Helios」次世代人工知能(AI)システムを導入すると発表し、上昇。マイクロソフト(MSFT)も買われた。検索グーグルを運営するアルファベット(GOOG)は生成AIモデル「ジェミニ」向けに最適化した独自のサーバー用半導体を開発していると報じられ、上昇。
映画館運営のAMCエンターテインメント・ホールディングス(AMC)は第2四半期決算で調整後の予想外の黒字を計上したほか、通期の見通しも強く、さらに、新作映画の週末興行収入が好調で、買われた。半導体のインテル(INTC)はコスト削減の一環で従業員削減計画を発表し、上昇。メディアのパラマウント・スカイダンス(PSKY)は同業ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)買収を巡り連邦地裁が2週間の差し止めを命じたため下落。ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)も売られた。
中国の電子商取引などを扱うアリババグループ・ホールディング(BABA)は同社が発表した新AIモデルが国内アンソロピックのツールを上回ると好感され、買われた。
(Horiko Capital Management LLC)