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HEROZ、HEROZ BtoBが前年比+101.3%の大幅成長 「HEROZ ASK」を基盤にAI利活用プラットフォームへ進化

FY27 1Q決算ハイライト

AIさくら:HEROZ株式会社2027年4月期第1四半期決算について、当社グループが提供するAIさくらよりご説明します。

まず、今期決算のハイライトをご説明します。2027年4月期第1四半期の売上高は16億4,300万円で、前年同期比プラス8.5パーセントとなりました。EBITDAは2億8,700万円で、前年同期比プラス25.4パーセント、のれん償却前営業利益は2億2,300万円で、前年同期比プラス40.8パーセント、営業利益は1億8,000万円で、前年同期比プラス52.8パーセントと、増収増益を達成しました。

なお、前期末にストラテジット社を連結除外していますが、その影響を除いた売上高の実質成長率はプラス14.5パーセントとなっています。

また、「HEROZ ASK」では、売上高が前四半期比プラス25.9パーセント、ARR(年次経常収益)は2億3,000万円を突破しました。

HEROZ BtoBでは共創型伴走支援が進捗し、案件の長期化や単価向上により、前年同期比プラス101.3パーセントと、大幅な成長を実現しました。

ビジネスアップデートとして、AKMコンサルティングおよびエキストラのグループインにより、「学ぶ、使う、任せる」のAI利活用プラットフォームが足元で始動しており、「HEROZ ASK」の導入社数拡大と単価向上を目指していきます。

業績の進捗については、通期業績予想の売上高68億円に対し、第1四半期の実績は16億4,300万円で進捗率は24.2パーセントです。また、のれん償却前営業利益は通期予想9億6,000万円に対し2億2,300万円で進捗率は23.3パーセントと、いずれも順調に推移しています。

各事業セグメントの概観:HEROZ BtoBがYoY+101.3%と急伸

各事業セグメントの概観をご報告します。まず、AIX事業についてです。HEROZ BtoBは共創型伴走支援による稼働率の向上により、前年同期比プラス101.3パーセントの大幅な成長を達成しました。

「HEROZ ASK」では、当第1四半期の売上高が前四半期比プラス25.9パーセントの成長を記録し、7月末にはARRは2.3億円を達成しました。また、累計契約顧客数は7月末時点で約470社に到達しました。

さらに、AI利活用プラットフォームの構築を推進しています。「HEROZ ASK」を基盤とし、AI研修のエキストラ社、バックオフィス領域のBPOであるAKMコンサルティング社を連結することで、研修を通じて新規顧客を獲得し、「HEROZ ASK」を通じて既存顧客との関係を深化させていきます。また、蓄積されたデータを活用し、AIの精度と提供範囲の拡大を目指しています。

これらの結果、AIX事業全体の売上成長率は前年同期比で15.7パーセント増加し、うちBtoBのみでは24.4パーセントの増加となりました。

AI Security事業では、第1四半期にM&A関連コスト2,900万円が発生しましたが、売上成長率は前年同期比で0.3パーセント増加しました。

第1四半期連結業績サマリー:主要指標も順調に推移

2027年4月期第1四半期の連結業績についてご説明します。連結業績サマリーはスライドのとおりです。売上高は前年同期比8.5パーセント増の16億4,300万円、のれん償却前営業利益は前年同期比40.8パーセント増の2億2,300万円、営業利益は前年同期比52.8パーセント増の1億8,000万円となりました。

当社が重視している主要KPIについても、ARRは前年同期比17.6パーセント増の49億6,900万円、リカーリング売上比率は前年同期比1.2ポイント上昇の72.2パーセントと、いずれも順調に拡大しています。

また、リカーリング解約率は、AI Security事業が0.8パーセント、「HEROZ ASK」が1.0パーセントと、引き続き低水準で推移しています。

2027年4月期 第1四半期連結業績

2027年4月期第1四半期の経営成績の詳細についてご報告します。

グループ全体の売上高、営業利益、のれん償却前営業利益は、BtoC事業、BtoB事業およびAI Security事業の成長が寄与し、前年同期比で増収増益となりました。

HEROZ BtoBにおける共創型伴走支援が進捗し、案件の長期化や単価向上を通じて稼働率が高まったことが、収益性の改善に大きく貢献しています。また、親会社株主に帰属する四半期純利益も、前年同期の赤字から黒字へと転換しました。

なお、バリオセキュア社の完全子会社化に伴うみなし取得日を2026年7月末としており、当第1四半期における同社の利益の取り込み割合は42.8パーセントとなりました。これに伴い、非支配株主持分利益として約4,400万円を計上しています。

第2四半期以降は、完全子会社化の影響により、バリオセキュア社の利益を100パーセント、親会社株主に帰属する当期純利益として取り込む予定です。引き続き各事業の成長を目指し、収益基盤の強化に努めていきます。

主要な業績KPIの推移 売上高・EBITDA

四半期別の売上高およびEBITDAの推移です。

第1四半期単体の売上高は16億4,300万円となりました。前年同期の売上高には、前期末に連結範囲から除外したストラテジット社の売上高7,900万円が含まれているため、同社を除外した実質ベースの比較では前年同期比プラス14.5パーセントと、大きく成長しています。なお、同社を含めた単純比較ではプラス8.5パーセントの増収となります。

また、当第1四半期の売上高には、新たにグループに加わったAKMコンサルティング社の売上高が含まれており、同社を除いたベースでも前年同期比プラス13.8パーセントの成長となっています。

EBITDAは2億8,700万円となり、前年同期比プラス25.4パーセントと大きく伸長し、第1四半期として過去最高を更新しました。

リカーリング売上・ARR:安定的な売上成長

リカーリング売上およびARRの推移です。リカーリング売上は、AIX事業が前年同期比プラス14.8パーセント、AI Security事業がプラス7.2パーセントと、いずれも安定的に拡大しています。

ARRも、前年同期比プラス17.6パーセントの成長を実現しており、ストック型収益の積み上げが着実に進んでいます。

セグメント売上・利益推移

セグメント売上およびセグメント利益の推移です。AIX事業の売上高は9億3,700万円となりました。前年同期からストラテジット社を除外した実質ベースの売上高は、前年同期比28.2パーセント増となり、力強い成長を実現しています。この成長は、HEROZ BtoBにおける共創型伴走支援を通じた稼働率の改善が寄与したものです。

セグメント利益は2億3,400万円で、前年同期比56.3パーセント増の大幅な増益となりました。

AI Security事業の売上高は7億900万円で、前年同期比0.3パーセント増の成長となりました。セグメント利益は2億7,200万円で、前年同期比16.5パーセント増となり、収益性が大きく改善しています。

AIX事業 BtoC事業:累計対局数12億局に迫り、安定的に成長

AIX事業におけるBtoC事業についてご説明します。当社の将棋対戦プラットフォームは、世界最大規模を継続しています。第1四半期の四半期対局数は3,000万局弱で推移し、累計対局数は12億局に迫る水準となりました。

2025年12月に11億局を突破して以降も引き続き安定的に成長しています。今後も、この強固なユーザー基盤を活用しながら、安定的な事業成長を実現していきます。

AIX事業 BtoB事業:1Qの売上高は前年同期比+101.3%と大きく成長

AIX事業の中核を担う当社のBtoB事業についてご説明します。当第1四半期の売上高は、前年同期比プラス101.3パーセントと倍増を超える成長を実現しました。

この成長は、共創型伴走支援の推進により、第1四半期から稼働率が高い水準で推移したことが主な要因です。また、第2四半期累計でも引き続き稼働率の向上が見込まれ、前年同期比プラス64.8パーセントの成長を予定しています。

さらに、稼働案件数も前年同期比プラス26.8パーセントと着実に増加しています。

業務基盤そのものを変革したいというニーズが高まる中、当社ではこのニーズを捉えた共創型伴走支援を推進しています。従来のソリューション型から、継続的な伴走型へとシフトすることで、案件の長期化や単価向上に寄与しています。今後も、伴走型モデルの進化を通じて、高収益な成長を継続していきます。

売上原価内訳:売上成長が原価増を上回り、売上原価比率は4.1pt改善

売上原価の内訳です。ストラテジット社およびAKMコンサルティング社の影響を除いたオーガニックベースでの売上原価は、前年同期比で5.3パーセント増加しました。

労務費は2億5,200万円で横ばいとなっています。HEROZ単体では増加傾向にあるものの、グループ全体では同水準にとどまっています。

その他の内訳としては、通信費・サーバー代における「HEROZ ASK」のLLMコスト増加や、減価償却費における既存ソフトウェア資産の償却期間満了による減少などがあります。

主にBtoB事業における稼働率向上により売上成長が大幅に進展した結果、第1四半期単体の売上原価比率は50.1パーセントとなり、前年同期比で4.1ポイント低下しました。

引き続き、稼働率向上に努めながら、成長投資とコスト最適化の両立を図っていきます。

販管費内訳:人件費は横ばい、増加分は人的リソースの外部活用による費目振替

販管費の内訳の推移です。M&A関連費用を除いたオーガニックベースでの販管費は、前年同期比プラス14.4パーセントとなっています。

金額としては増加しているものの、同じベースでの売上高も前年同期比プラス13.8パーセントと伸びているため、売上高に対する販管費比率は36.8パーセントから37.0パーセントへと、ほぼ横ばいで推移しています。

売上原価比率の4.1ポイント改善とあわせると、原価と販管費の合計比率は3.9ポイント改善しており、収益構造は着実に改善しています。

増加分の主な要因は、その他の業務委託費等です。具体的には、バリオセキュアにおいて人件費削減の代替として派遣社員費用が一時的に増加したことに加え、当社における業務委託費が増加したことが挙げられます。これは、退職による人員減少を外部リソースで補完したことで、費目間の振替が生じたことによるものです。

第2四半期以降は、バリオセキュアの完全子会社化によるコストシナジーを見込んでおり、販管費総額は減少する見込みです。

広告宣伝費については、今期第1四半期に主力となる「AI・人工知能EXPO NEO」への出展が発生したため増加しています。今後も、展示会など費用対効果の高い施策に積極的に費用を投下し、効率的な費用配分を進めていきます。

HEROZ ASK進捗:売上高は前四半期比+25.9%成長

「HEROZ ASK」の進捗をご報告します。第1四半期の売上高は前四半期比プラス25.9パーセントと大きく成長しました。7月末時点でARRは2億3,000万円を達成し、累計契約顧客数は約470社となっています。

活用定着に向けた継続的なアップデートも進めています。1点目は、個人情報の自動マスキング機能です。セキュリティ・コンプライアンス要件への対応により、エンタープライズ市場の開拓を加速します。

2点目は、新機能の「スライドAI」です。チャット・検索から資料作成へと製品領域を拡張し、対象市場と顧客単価の拡大を狙います。

3点目は、最新モデルの追加およびMCP連携です。「Notion」「Box」「Slack」「freee」等との連携により、活用頻度と定着率を高め、顧客の生成AI利活用を推進していきます。

解約率推移:HEROZ ASKも低水準化が進行

各種解約率についてです。AI Security事業の中核サービスであるセキュリティBPOサービスの四半期別解約率は、2027年2月期第1四半期において0.84パーセントと、引き続き安定して1パーセントを下回る水準で推移しています。

「HEROZ ASK」のユーザーID数の解約率は、第1四半期に0.96パーセントとなり、1パーセントを下回る水準まで低下しました。前期第4四半期に一時的に解約率が上昇しましたが、改善が進み、低水準化が定着してきています。

HEROZのあゆみ

当社グループの事業についてご説明します。まずは、当社の売上高の推移および主な沿革についてです。

HEROZは「驚きを心に」をコンセプトに掲げ、世界を驚かすサービスの創出を目指して歩みを進めてきました。人とテクノロジーの力を最大限に活用し、「一人でも多くのヒーローの誕生」を支える企業として成長を続けています。

2026年5月よりAKMコンサルティング株式会社が、8月よりエキストラ株式会社が新たにグループに加わりました。これにより、グループとしての事業基盤とサービス提供領域が一段と広がり、さらなる成長を目指しています。

HEROZが考える生成AI時代の「AI革命」

当社は「AI革命を起こし、未来を創っていく」というビジョンの下、生成AIを活用して日常業務の自動化や支援を実現し、人々が自己実現に集中できる社会を目指しています。AIを単なるツールではなく、価値を共創するパートナーと捉え、社会に貢献する存在へと進化させます。

また、当社が開発した将棋AIは、当初「人間 vs AI」という対立構造をめぐる議論を巻き起こしましたが、現在ではプロ棋士の学習支援や観戦体験の向上に寄与し、AIと共存する新たな将棋の魅力を創出しています。

AIエージェントで進化するAI BPaaSモデル

全社の戦略についてです。当社は、生成AIやAIエージェントを活用し、人の業務そのものを請け負うモデルである「AI BPaaS」を展開しています。

従来はAIツールを提供し、企業の効率化を支援していました。しかし、顧客がAIを使いこなせないケースが多く、効果が限定的でした。

そこで、「AI BPaaS」では、業務を請け負うかたちを取りつつ、裏側ではAIを共通基盤として活用し、効率よく高品質な業務を提供します。今後は、AIエージェントによる自律的な判断と実行までを担うモデルへ切り替え、より幅広い層へ価値を提供していきます。

HEROZ ASK AI利活用プラットフォーム(ロードマップ)

「HEROZ ASK」を基盤としたAI利活用プラットフォームについてです。2026年5月にバックオフィスBPOを手掛けるAKMコンサルティング社が、2026年8月にAI研修を手掛けるエキストラ社がグループに加わりました。

これにより、「HEROZ ASK」を共通基盤とする「学ぶ、使う、任せる」の一貫提供体制を構築します。

エキストラ社のAI研修は、お客さまの教育予算を起点としたドアノックの役割を果たし、450のコンテンツと約100社へのOEM供給基盤を活かして、新規顧客への入口を大きく広げていきます。研修を通じてAI活用への不安が解消されたお客さまに「HEROZ ASK」を導入いただくことで、現場での活用が定着します。

さらに、高度な判断を要する業務については、AKMコンサルティング社による業務代行へとつながっていきます。そこで蓄積された業務ナレッジは、AIの精度向上と研修コンテンツの充実に還元され、既存顧客の活用深化とLTVの強化を実現します。

スライド下段に示したロードマップのとおり、Phase 1では教材と「HEROZ ASK」のセット販売による全国への種まきを進め、Phase 2では教材へのデフォルト付帯により1法人あたりの単価を向上させます。そして、Phase 3ではOEM供給から月額の「研修SaaS」への転換を図り、AI人材の量産を進めます。

我が国では生成AIの利活用がまだ十分に進んでいない中、生成AI研修をフックに「HEROZ ASK」の導入、AKMコンサルティング社によるBPO、さらに高度なAI開発における当社のAIソリューションへとつながる構造を構築することで、導入社数と単価をともに引き上げ、AI利活用プラットフォームへと進化させていきます。

グループの事業構造(事業セグメント)

当社グループの事業構造についてです。当社は、AIX事業とAI Security事業の2つのセグメントで事業を展開しており、2026年5月にAKMコンサルティング社、8月にAI研修を手掛けるエキストラ社が新たにグループへ参画しました。

AIX事業では、BtoC向けには「将棋ウォーズ」などの個人向け将棋SaaSを提供し、BtoB向けには「AI SaaS」「AI BPaaS」「AI Solution」の3つの領域でサービスを展開しています。一方、AI Security事業では、主に中小企業向けにセキュリティサービスを提供しています。

数字でわかるHEROZ

当社グループに関する各種数値をご紹介します。「将棋ウォーズ」では累計対局数が11億局を超え、12億局に迫る水準に達しました。また、「世界コンピューター将棋選手権」では、2026年5月にも当社エンジニアが開発した「氷彗」が優勝し、当社AIを含めて通算6度目の優勝となりました。

「HEROZ ASK」では、2026年7月までの主要機能リリース数が182件に達し、月次レベルでの機能追加により顧客ニーズに迅速に対応しています。

従業員増加率についても、コア事業を中心に採用を進め、M&Aによるグループ成長とオーガニック成長の両輪で、引き続き非連続成長の実現を目指します。

将棋人口最大化に向けた各種施策の推進

各セグメントのトピックスをご紹介します。まずは、BtoC事業におけるトピックスをご報告します。

AI技術の成果として、当社エンジニアが開発した「氷彗」が「第36回世界コンピューター将棋選手権」で優勝し、「dlshogi」が3位を獲得しました。

1対1で詰将棋の早解きを競う新感覚の対戦モード「詰めバト」については、これまでプレミアム会員向けに先行提供していましたが、無料会員にも開放し、全会員が利用できるようになりました。

また、「将棋日本シリーズ開幕記念 将棋ウォーズJT杯」を開催しました。藤井聡太JT杯覇者や伊藤匠叡王・王座を含む賞金ランキング上位12名が集うプロ公式戦と連動させることで、観戦とプレイの双方の機会を創出しています。

あわせて機能アップデートを実施し、棋譜コピー機能や駒操作オプションの追加によりユーザビリティを向上させました。その他にも「将棋ウォーズ 配信者新星戦」など、初心者から上級者まで楽しめる各種施策を多面的に展開しています。

ポケモンカードゲームのプレイを競う、AIエージェントの開発コンテストを開催

「ポケモンカードゲーム」のプレイを競うAIエージェント開発コンテストの開催についてご報告します。

株式会社ポケモンおよび株式会社松尾研究所と共催で、AIエージェント開発コンテスト「ポケモンカードゲーム AI Battle Challenge」を開催します。第1ラウンドは2026年6月に実施し、第2ラウンドは2026年末以降を予定しています。

「ポケモンカードゲーム」は、手札や山札が見えない不完全情報ゲームで、膨大なカードの組み合わせやランダム要素が絡む難易度の高い領域です。当社が将棋AIで培った知見を活かし、「AIはポケカを超えられるか?」に挑んでいきます。

世界中のAI開発者や研究者が集うデータサイエンスプラットフォーム「Kaggle」を舞台に、AIの「ポケモンカードゲーム」への新たな挑戦を通じて当社のAI技術力を発信し、国際的な認知度の向上につなげていきます。

AIさくらさん:新領域へ導入拡大、+9.2%成長

「AIさくらさん」の近況をご報告します。「AIさくらさん」は、観光案内、高齢者の見守り、行政窓口など、人手不足やインバウンド対応が課題となる新領域への導入が拡大しています。

具体例として、株式会社セカンドライフパートナーズさまの高齢者見守りサービスに「見守りさくらさん」を導入しました。これは年間約2万6,000件の定期架電を担い、会話から心身の変化を検知するシステムです。

また、関市観光協会の観光案内所「せきてらす」にも導入されました。4ヶ国語対応でインバウンドの一次対応や広域周遊案内を担うとともに、災害時には多言語の防災インフラとしても機能します。

さらに、茨城県日立市の国民健康保険課にも導入され、年間約2万5,000件の電話問い合わせのうち、定型的な対応をAIが担うことで、24時間対応と職員の負担軽減を両立しています。

売上高は前年同期比でプラス9.2パーセントの成長を達成しました。一部案件の再設置の影響で一時的にリカーリング売上が減少しましたが、第4四半期にかけて再設置を予定しており、期末に向けて売上高は順調に増加する見通しです。

この影響は第2四半期まで続く見込みですが、新規案件の積み上げにより、AIリカーリング売上は今期後半から回復すると予想されています。

よくいただくご質問について

最後に、IR活動を通じてよくいただくご質問と、その回答をお伝えします。直近の決算発表に際して寄せられたご質問を抜粋し、お答えします。

「BtoB(AIソリューション)事業は、今後どのように成長と収益性の改善を実現していくのか?」というご質問についてです。

従来の「高度な難案件を外部から受託するモデル」から、顧客の内部に入り込む「伴走支援型」への転換を進めています。検討フェーズから顧客と一体で稼働することで、案件の期ズレを抑制し、稼働率の向上がそのまま増収増益に直結する構造を推進しています。さらに、顧客内の他部署への横展開を図り、1顧客あたりの取引額の拡大を目指しています。

次に、「成長の柱であるM&Aについて、どのような方針・規律で実行していくのか?」というご質問です。

投資対象は「BPO×AI」「AI SaaS」「AIセキュリティ」の3領域を重点投資領域として定め、顧客基盤を持つ企業をAIベースへ転換して再成長させる方針です。加えて、ストック型収益を有し、黒字であることを前提とした独自のバリュエーション基準を設け、規律あるM&Aとその後のシナジー創出を徹底していきます。

以上で、2027年4月期第1四半期決算説明会を終了します。ご清聴いただき、ありがとうございました。

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