日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は22日、前日比+5.12(上昇率16.60%)の35.97と大幅に上昇した。なお、高値は38.72、安値は34.59。昨日の米株式市場は主要指数が上昇したが、今日の東京市場は売り買いが交錯して始まった。中東情勢の先行き不透明感や人工知能(AI)の過剰投資を巡る懸念に加え、プログラム言語「PHP」に重大な脆弱性が見つかったことなどが投資家心理を慎重にさせた。こうした中、今日は取引開始後に日経225先物が下げ幅を拡大する動きとなったこともあり、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが強まり、日経VIは昨日の水準を大幅に上回って推移した。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。