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静岡ガス Research Memo(5):2026年12月期の補正前経常利益は、通期では当初計画どおりに着地する見通し

■今後の見通し

1. 2026年12月期の業績見通し
2026年12月期の連結業績見通しは、売上高で前期比0.0%減の201,130百万円、営業利益で同31.6%減の9,620百万円、経常利益で同29.4%減の10,420百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同9.3%減の9,110百万円と、各利益で減益を見込んでいる。対計画比では、中東情勢緊迫化の影響等による原油価格急騰を受けて、スライドタイムラグの影響が下期に顕在化することが想定される。一方、補正前経常利益については、CIF差の改善などにより通期では当初計画どおりに着地する見通しである。足元では、貿易統計によると2026年7月の原油価格が114.36ドル/BBL、為替レートが161.80円/ドルであり、期初想定(中期経営計画)の原油価格70.0ドル/BBL、為替レート155.0円/ドルから大きく乖離している。もっとも、アラビアンライト原油価格で見て、2026年8月の平均価格が86.79ドル/BBLに対して、同価格が下期に90ドル半ば/BBLとなっても期初収益予想の範囲内にとどまると静岡ガスは見ている。

2026年12月期中間期における進捗率は、営業利益で91.8%、経常利益で95.0%と高い水準になっている。このため、通期見通しは、下振れリスクを踏まえた慎重な収益予想と考えられる。短期的にはスライドタイムラグの影響により減益となるが、基本的には一時的要因と考えられる。スライドタイムラグ等の影響を除く補正後経常利益については、通期でも対計画比で増益が見込まれる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 古川 聖治)

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