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太陽フレアより怖い電磁パルス攻撃。米イージス艦を沈黙させた?新兵器とは=浜田和幸

アメリカ最新鋭イージス艦の事故が相次いでいる。事故原因は現在も調査中とのことだが、公にできない理由がありそうだ。それは、電磁パルス攻撃を受けた可能性である。(浜田かずゆきの『ぶっちゃけ話はここだけで』浜田和幸)

※本記事は有料メルマガ『浜田かずゆきの『ぶっちゃけ話はここだけで』』2017年9月8日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にご購読をどうぞ。当月配信済みのバックナンバーもすぐ読めます。

プロフィール:浜田和幸(はまだ かずゆき)
国際政治経済学者。前参議院議員。米ジョージ・ワシントン大学政治学博士。『ヘッジファンド』『未来ビジネスを読む』等のベストセラー作家。総務大臣政務官、外務大臣政務官、2020年東京オリンピック・パラリンピック招致委員会委員、米戦略国際問題研究所主任研究員、米議会調査局コンサルタントを歴任。日本では数少ないフューチャリスト(未来予測家)としても知られる。

米国の誇るイージス艦をハッキング? 電磁パルス攻撃の可能性

相次ぐ事故と異常事態

ぶっちゃけ、アメリカ海軍の誇る最新鋭「イージス艦」の事故が相次いでいる。この6月と8月、日本沖とマラッカ海峡で民間のコンテナ船やタンカーと衝突。アメリカ海軍の乗組員17人の命が失われた。

その責任を取る形で司令官が辞任を余儀なくされた。

日本も導入している最新鋭のイージス艦であるだけに、事故原因の究明が待たれる。しかし、最終的な報告書は開示されず、現在も調査中とのこと。

本当だろうか。

どうやら、公にできない理由がありそうに思われる。

というのは、いずれのイージス艦の場合にも、レーダーによる自動運行中に事故が発生しているからだ。

もちろん監視員は、24時間体制で目視による航海の安全確保の任務についていた。にもかかわらず、民間の船舶に衝突を繰り返すというのは異常としか言いようがない。

そこで急浮上しているのが、外部からの電磁波攻撃によって、イージス艦の電子系統がハッキングされ、自動航海システムが制御不能になったのではないか、という疑いである。

電磁波攻撃を受けた可能性

このところ、北朝鮮の核実験やミサイル発射が物議を醸しているが、上空で電磁波パルスを炸裂させると、広範囲に渡り電波障害が起きることが確認されている。

アメリカロシア、中国も、こうした電磁波攻撃の研究を長年継続しており、通称「EMP攻撃兵器」と呼ばれる。

今回のイージス艦の事故も、「このような電磁波攻撃を受けた結果ではないか」との指摘が出ているのだ。

Next: 事故に遭った米イージス艦は、中国艦船から追尾を受けていた



米イージス艦は中国に追尾されていた

しかも、事故に遭ったイージス艦は南シナ海での「航行の自由作戦」に加わったばかりであった。そのため、中国の艦船の追尾を受けていたという。

電磁波攻撃によって、イージス艦の自動航行システムをハッキングし、民間船舶と衝突するように航路を操った可能性も否定できないようだ。

ぶっちゃけ、同じことは今後、地上を走る自動運転の車や無人走行車にも当てはまるだろう。

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もちろん、ドローンにも当てはまる。

外部から操ることで、車やドローンを凶器に変えることが簡単にできてしまう。

その意味でも、イージス艦の事故は他人事ではない。事故原因の究明とその公表が強く求められる。

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浜田かずゆきの『ぶっちゃけ話はここだけで』』(2017年9月8日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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