不動産投資はどんな人に向いている？１億円の不動産を所有する大家さんの実体験＝姫野秀喜

人気メルマガ『1億円大家さん姫ちゃん☆不動産ノウハウ』の著者で、１億円の不動産を所有する大家さんでもある「姫野秀喜」さん。数ある投資の中でなぜ不動産投資を選んだのでしょうか。そこには多くの人が共感できそうな３つの理由がありました。あくまでもご本人の体験談ではありますが、これから不動産投資を始めたいなと思っている人はぜひチェックしてみてください。

プロフィール：姫野秀喜（ひめの ひでき）
姫屋不動産コンサルティング(株)代表。1978年生まれ、福岡市出身。九州大学経済学部卒。アクセンチュア(株)で売上3,000億円超え企業の会計・経営計画策定などコンサルティングに従事。合間の不動産投資で資産1億円を達成し独立。年間100件以上行う現地調査の情報と高い問題解決力で、顧客ごとに戦略策定から実行までを一貫してサポートしている。

数ある投資の中で「不動産投資」を選んだ理由とは？

投資には株、為替、先物などいろいろあります。

その中でなぜ姫ちゃんは不動産投資を選んだのかというと、その理由は３つあります。

1つ目は、本業に支障が出にくいということ
2つ目は、レバレッジが効くということ
3つ目は、土地・家を見るのが好きだということ

これまで何度も言っていますが不動産投資は買うまでは本当に手間がかかりますが、買ってしまえばあとはほとんど手間がかかりません。

月々の家賃の5%を不動産屋さんに支払うことで、ほとんどすべての煩わしい業務を丸投げできます。

なのでサラリーマンの投資に本当に向いています。

これは、姫ちゃんがFXをやっていた時と比較しても心底そう思います。

FXをしていると常に為替の値動きが気になるので本業に身が入りにくいと思います。

株も同じです。姫ちゃんの友人で、株で1億くらい稼いだ人がいますが彼自身も言っていたのは、もし、買い損ねたり売り損ねると、本当はもっと儲かっていたのにもうけることができなかったという後悔をしてしまうということです。

人生を幸せにするためにお金を稼いでいる株で、損しているわけではないのに、もうけらる機会を失ったというだけで、悲しくなるなんて本末転倒です。

ちなみに、姫ちゃんはFXで惨敗して、本当に損をしたので、彼よりも投資の才能がないです。。。

2つ目ですが、レバレッジとは銀行の借入のことになります。

FXやら株は基本的に自己資金で取引しますので、レバレッジが効かないです。

もちろん、レバレッジをかけて投資することはできるのですがそもそも買うためのお金を借りることはできません。証拠金取引はまぁ近いものがありますが。

ですが、不動産投資は、土地そのものが担保になるので、お金を長期で借り入れることができます。

本当は100万円の物件しか買えないところ、銀行にお金を借りることで1000万円の物件が買えたりします。

レバレッジ10倍です。

最後に、3つ目ですがこれが一番大事です。

Next: 精神的な安定感と楽しさが不動産投資にはある

姫ちゃんは田舎者なので、土地や家という実物があることに安心を覚えます。
土地や家は、少なくとも価値が0になることはないなと思え、そこに安心感があります。もちろんFXだってドルのような強い通貨であれば価値が0になることはないですし株も安定した銘柄であれば価値が突然0になることはまれだと思います。

でも、実際のモノが目の前にあるということが、結構精神的に大きな安定感をもたらしてくれます。

また、不動産投資では買うまでに色々な物件を見ることが必要になるのですが、これが、また楽しいです。

ピクニック気分で、物件調査をしたりするのが趣味の延長線上にあるので、苦も無くやれました。

この辺の感覚については個人の好みが出ると思います。

たとえば、株価を調べ有価証券報告書やIR資料を読み込んで、企業の業績や業界の状況などを分析することが三度の飯より好きだという人もいるでしょうし、そういう方は株式投資が天職となるかもしれません。

姫ちゃんはそれよりは、目の前にある家の調査をすることや行ったことのない町や降りたことのない駅に行って、物件を見るということが好きだったのでそういう方面に進んだということです。

このメルマガを読んでいる人の中には物件見るの好きだという人も、面倒だと思う人もいると思います。

なので、自分にあった投資はなんなのかを自問自答しながらゆっくりやっていけばいいと思います。

『1億円大家さん姫ちゃん☆不動産ノウハウ』2015/7/22号より抜粋
※太字はマネーボイス編集部による