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夜の銀座ママを25年やって気づいた、一流の男に共通する「我慢しない生き方」

なぜ成功している方は、自分に正直に生きて次々とチャンスを掴むのでしょうか? 前回に続き、夜の銀座で25年という年月を過ごしてわかった夢を叶える人の特徴をお伝えします。(『銀座ママ日高利美のメールマガジン「銀座の教え」』)

プロフィール:日高利美(ひだか としみ)
1975年生まれ。18歳で銀座のママになるべく銀座で働き始める。多くの一流ビジネスマンを接客することで、一般常識とマナー、気配りの大切さを学ぶ。26歳で銀座のクラブのオーナーとなり、現在は複数の会社を経営する実業家として活躍中。ライフワークとして、米国ロサンゼルス、シリコンバレーやシンガポールでの海外公演をはじめとし、国内では企業の経営者や就職活動中の学生に対する講演から女子力アップセミナーまで、幅広い世代に向けたセミナーの講師を務める。

※本記事は有料メルマガ『銀座ママ日高利美のメールマガジン「銀座の教え」』2018年5月30日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

自分に正直、小さな約束を守る…成功者が共通して持つ資質とは?

成功者の共通点その1:自分に正直

私が夜の銀座で出会った成功している人・経営者の皆さまの共通点のひとつに、「自分に正直」という特徴があります。

自分に正直に生きたら、人間関係が上手くいかないのではないか」と思われて、本心を言葉にして伝えなかったり、我慢なさることもあるのではないでしょうか?

自分に正直でいることは、周りのことを考えず、やりたいことをやりたいようにやることとは違います

ここで言う「自分に正直」とは、自分の気持ち、思い、考え、感情と言われるものを、自分自身が受け入れるということ。自分に嘘をつかないという意味です。

・人から好かれたい
・人から嫌われたくない
・人を傷つけたくない

という思いが強い人は、時に、自分よりも自分以外の人の気持ちを大事にしてしまいます。自分の本心を周りの人に伝えなかったり、自分の気持ちを無視し続けたり…。

その環境が長くなればなるほど、自分自身が本当に望んでいることがわからなくなってしまったり、自分のことがわからなくなってしまうものです。

他人に気を使い過ぎると、自分の気持ちが見えなくなる

本当は寂しいのに平気なふりをしたり、心の奥底では悲しみを感じているのに怒りという感情で表現したり…。

寂しい時には寂しい、悲しい時には悲しいと言うことを自分自身が受け入れ、周りの人に表現しないと、伝わるものも伝わらず、誤解や嫌悪を与えてしまいます。

傷ついた時や嫌なことがあった時、苦しいことがあった時に、自分自身がしっかりとその感情を受け止める・受け入れることが、大切ではないかと思うのです。

Next: 「あなたはどうしたい?」。成功者が行う自己対話のすごい効果



負の感情は、自分に嘘をつくことで生まれる

悩みとか苦しみとか違和感は、自分に正直に生きていないから起こります。

自分よりも自分以外の人の気持ちを大事にし過ぎると、悩みや苦しみや違和感が生まれ、自分だけが犠牲になっているという気持ちになったり、他人や環境のせいにして生きるようになってしまいます。

他人にどう見られかより、「自分がどうしたいのか」ということを考えて行動していない時には、心に歪みが生まれてしまいます。

気持ちを言葉にすることで、希望は叶う

自分を大切にすることは、自己中心的に生きるとか、わがままに振る舞うこととは違います。

自分の気持ちを正直に言葉にして伝えることができると、そのたびに希望を叶えることができなくても、叶えられる機会は増えていくはずです。

私が夜の銀座で出会った成功している人・経営者の皆さまは、常に自分の心の声を聞いていて、誰よりも自分自身と対話をして行動なさっています。

自分に正直でいることで、自分自身に対する信頼を重ねて自信がついていくからこそ、毎日をワクワク過ごせて、ご自身が望む結果を得ることができていらっしゃるのではないかと感じています。

悩みや苦しみや違和感を感じた時は自分に質問をしてみてください。

私はどうしたいのか?

そして、自分に対しても自分以外の人に対しても誠実に「自分に正直」になってみてください。

自分が本当に感じていることを知り、自分の気持ちに正直に生きることで、人生がより生きやすくなるはずです。

Next: 成功者はどんなに「小さな約束」でも守る



成功者の共通点その2:小さな約束を守る

成功している人・経営者の皆さまの共通点のひとつに、「小さな約束を守る」という共通点があります。そのことを強く感じた出来事がありますので、ご紹介いたします。

ある日、常連のお客さまが、あるお客さまとおふたりでみえてくださいました。カウンターにおふたりでお座り頂き、水割りをお作りして、おふたりの前に置きました。

「利美ママも、よかったらご一緒しませんか? 好きなものを飲んでいいよ」と仰ってくださり、私も水割りを作り、3人で乾杯。

お連れのお客さまとは初めてお会いしたので、「ご挨拶させて頂いても宜しいですか?」と、私の名刺をお渡ししました。

すると、「今日はさっき名刺を切らしてしまって…後で送らせてもらいます」とのこと。「そうなのですか…残念、届くのを楽しみにお待ちしていますね」と私は答えました。

夜の銀座の名刺交換もいろいろ

夜の銀座で飲んでくださっている大半のお客さまは、名刺の交換をしてくださるお客さまばかりです。

ですが、お客さまによっては、夜の世界では会社の名刺を出さないと決めていらっしゃる方がいます。また、ママさんやお客さま同士では出しても、ホステスさんには出さないと決めていらっしゃるお客さまもいます。

ご自身の名刺を出すことで、水商売の人からの営業メールやダイレクトメールが届くことを懸念なさっていたり、もしかしたら、以前に嫌な思いをなさったことがあるからなのかもしれません。

また最近では、セキュリティなどの問題で会社に届くメールを本人以外の人も見られることもあり、いらぬ誤解を会社からされないように気をつけられているのかもしれません。

私が銀座に勤め始めた25年前は、夜の銀座から手紙や贈り物が届くことはステータスのひとつだったのかもしれませんが、最近では随分と風潮が変わってきました。

会合やパーティなどに参加していて、名刺を切らしてしまって持ち合わせていないということは実際にあることだと思います。

ですが、夜の世界の人たちが傷つかないように「名刺を切らしてしまって…」と仰ってくださっているのかもしれないなと思う時もあり、お名刺を頂けなくてもあまり気にしないようになりました。

Next: 私が感激した誠実な対応。小さな信頼の積み重ねが大きなチャンスを生む



私が感激した誠実な対応

他にも「後日、名刺を送るようにしますね」と仰ってくださる方はいらっしゃるのですが、実際に届いたことはありませんでした

ですので、後日、名刺が届くことはまったく期待しないで、その場の空気が悪くならないよう「そうなのですか…残念、届くのを楽しみにお待ちしていますね」という風にお返事しています。

それがなんと、後日、本当にその方のお名刺がお店に届いたのです。しかも、メッセージ付きで。メッセージには、あの時は名刺を持っていなくて申し訳なかったというお詫びの言葉と、良いお店なのでまた伺いたいという内容が書かれてありました。

私が感激したのは言うまでもありません。そして、強く印象に残りました。こんな「小さな約束」を守ってくださった誠実さに、その方のファンに…。

お名刺を送ってくださったお客さまのご職業は弁護士さんだったのですが、この出来事でその方の人柄を感じ、弁護士さんというお仕事でもきっと真摯な方に違いないと感じました。

それからは、自分自身がついうっかり名刺を切らしてしまった時には、後日、名刺と一筆用紙にメッセージを書いて送らせて頂くようになりました。

また、相手の印象に強く残りたいという場面で、わざとその場では「名刺を切らしてしまって…」と名刺を渡さず、後日、名刺と共にお手紙も添えて送るということをする時も…。

「約束」に小さいも大きいもない

「小さな約束」を破ることに対しての罪悪感というものは、小さなものかもしれません。ですが、約束に「小さい」も「大きい」もないのです。

約束したら相手は守ってくれることを期待します。約束を守ってもらえることで、相手は「私のことを大切にしてくれている」と感じます。

小さかろうが、大きかろうが、約束を破ることは相手の期待を裏切るという行為なのです。そして、約束を守ってもらえなかった相手は大なり小なり傷ついたりガッカリしたりします。

「小さな約束」を守り続けることで「大きな信頼」につながる関係が築かれていき、やがては大きなビジネスチャンスを掴むようになるのではないでしょうか?

どこの誰としたどんな小さな約束でも、約束したからには守ること。

むしろ、大きな約束よりも、小さくて約束した相手が忘れてしまいそうな約束や、約束とまでは言えなくても社交辞令として言った程度の言葉を守り続けることで、相手から信頼されるのだと思います。

私が夜の銀座で出会った成功している人・経営者の皆さまは、小さな約束を守る方ばかりです。だからこそ、大きな信頼関係を築くことができていらっしゃるのだと思います。

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※本記事は有料メルマガ『銀座ママ日高利美のメールマガジン「銀座の教え」』2018年5月30日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

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・成功している人、経営者の共通点(5)(5/30)
・成功している人、経営者の共通点(4)(5/23)
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銀座ママ日高利美のメールマガジン「銀座の教え」』(2018年5月30日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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