現在、ビットコインのATMは世界で3500台あると言われています。この1年で4倍の増加です。金融危機が起きれば、そのATMに人々が殺到することもありえます。(『大平の仮想通貨実践投資メルマガ』大平)
※本記事は有料メルマガ『大平の仮想通貨実践投資メルマガ』2018年8月27日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。
米大手銀行も仮想通貨の手数料に目を付け始めた。さて、日本は…
世界中で普及するビットコイン
現在、ビットコインのATMは世界で3500台あると言われています。この1年で4倍に増加しているとのこと。
ビットコインATMでは、現金を入れてビットコインを買って、自分のウォレットに送金したり、またはATMのビットコインアドレスに送金をして、現金を引き出したりできるようです。
私が初めてATMを見たのは、ビットポイント社にお邪魔した時でした。
現在では政府の規制で、日本では使えないところが多いと聞きます。しかし、世界では普及しているのが現状です。
ビットコインATMに人々が殺到する日も近い
基本的には、スマホにビットコインのウォレットアプリを入れて、それを使用してお金のやり取りをすることになります。
ATMの場所がわかるサイト「Coin ATM Rader」などもあります。
ビットコインのATMが普及して、今後もし金融危機を経験する国があれば、銀行では1日の引き出し金額が制限されるため、ビットコインATMに人々が殺到することも考えられます。
例えば、100円で買えていた大根が500円になったりしたら、これまで以上に現金が必要になります。そうなると国民は銀行に殺到するため、銀行が1日の引き出し金額に制限をかける可能性があります。それでも現金が必要な国民は、決済にも使えるビットコインATMに殺到するということが起こるでしょう。
バンクオブアメリカが仮想通貨特許を取得
アメリカの大手銀行の1つであるバンク・オブ・アメリカは、以前から仮想通貨は驚異だと発言していました。
仮想通貨の資産としての需要から、ドルや円などの法定通貨から、仮想通貨へシフトする人が増える可能性があることを理由として挙げています。
今回はそのバンク・オブ・アメリカが、仮想通貨の取引についての特許を取得したというニュースが流れています。
※参考:仮想通貨を取り入れた金融取引は常識となりえる|米銀バンカメが安全管理の重要性を視野に特許申請 – coinpost(2018年8月25日配信)
つまり資産として、銀行に仮想通貨を保管できるようにするということみたいです。
Next: 大手銀行も仮想通貨の手数料収入に目を付け始めた。相場はどうなる?
とにかく儲かる「仮想通貨の手数料収入」
仮想通貨取引が増えれば、大きな手数料収入が見込めます。
日本がこぞって取引所を設置するようにしているのは、手数料の収入がいいからだと思います。
現在相場が下落している時でも、短期トレーダーがレバレッジ取引(ビットコインFX)をしているため、それでも取引所は儲かっているからです。
ビットフライヤーも新規口座開設者を停止していますが、正直な話、それがなくてもレバレッジ取引の手数料で稼いでいるので、割と儲かっているのではないかと感じています。
相場が大きく下がって、2017年末に買った人を含め、損をしている人が大半です。その一方で、取引所が儲かっているのは違和感を感じます。
私たちは将来性のある通貨を、その都度のタイミングで拾っていくことが重要だと感じています。
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『大平の仮想通貨実践投資メルマガ』(2018年8月27日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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