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日経平均株価は140円高の3日続伸、外部要因改善で25日移動平均線奪回(11/27)=山本伸一

きょうの日経平均株価は続伸、終値は前日比140円高の2万1,952円。値上がり銘柄は1479(69%)に対して値下がりは556(26%)、変わらずは80(3%)となりました。(『株とまとの「株式投資戦略」』山本伸一)

大台2万2,000円に迫るも伸び悩む展開に。きょうの値動きまとめ

米国市場は反発、ハイテク関連の見直しで

昨晩の米国市場は反発。ハイテク関連が見直されており、相場を押し上げています。

ダウ平均株価は、前営業日比354.29ドル高の2万4,640.24ドル。ナスダック総合指数は142.87ポイント高の7,081.85ポイントで取引を終えました。

NYダウ 日足(SBI証券提供)

ドル円は堅調に推移

為替相場では株高、債券下落で利回り上昇とともにドルも堅調に推移しています。

米ドル/円 日足(SBI証券提供)

東京市場は3日続伸へ

東京市場は米国株上昇、円安推移を好感した買いが先行。日経平均株価始値は2万1,967円の続伸スタートとなっています。寄り付き後は、日経平均株価が大台2万2,000円に迫るも高寄りから伸び悩む展開となりました。後場では押し目買いで持ち直し、前場高値奪回後は大台2万2,000円を試すなど、一段高となっています。

日経平均株価 日足(SBI証券提供)

日経平均株価終値は、140.40円高の2万1,952.40円。東証1部の売買代金は概算で2兆527億円。東証1部の売買高は概算で11億9,018万株。値上がり銘柄は1479(69%)に対し値下がりは556(26%)、変わらずは80(3%)となりました。

Next: 大きく買われた個別銘柄は? セクター別、新興市場も解説も



大きく買われた個別銘柄は?

日経平均株価の3日続伸とともにメガバンクの三菱UFJFG<8306>、三井住友FG<8316>、みずほFG<8411>、日経平均株価構成比率上位のファナック<6954>、ソフトバンクグループ<9984>なども上昇。指数を押し上げています。

一方、武田薬品<4502>、ファーストリテイリング<9983>、日産自動車<7201>、信越化学工業<4063>、NTT<9432>などが売られました。

売買代金上位では、任天堂<7974>、トヨタ<7203>、LINE<3938>、ユニー・ファミリーマートホールディングス<8028>などが賑わっています。

セクターでは、業種別株価指数騰落の値上がり上位に保険、鉱業、海運、情報通信、金属製品、銀行、非鉄、空運、輸送用機器、電気機器、その他金融、その他製品などが並びました。

一方、値下がりは医薬品、水産農林、繊維製品の3業種となっています。

個別では、分割実施の多木化学<4025>、増配のナガワ<9663>、欧州でのアルツハイマー病臨床試験開始の富士フイルム<4901>などが物色されました。

新興市場では、サンバイオ<4592>、VALUENEX<4422>、イーソル<4420>、バンク・オブ・イノベーション<4393>、メタップス<6172>、ジェネレーションパス<3195>、SAMURAI<4764>、ジェイテック<2479>などが賑わっています。

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株とまとの「株式投資戦略」』(2018年11月27日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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