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NY株式:NYダウ76ドル高、米中合意の15日署名を好感

NY株式相場は上昇。ダウ平均は76.30ドル高の28538.44、ナスダックは26.61ポイント高の8972.60で2019年の取引を終了した。小幅に下落して寄り付いたものの、トランプ大統領が米中貿易協議の第1段階の合意について1月15日に米国で署名式を開く意向を表明すると上昇に転じた。その後、12月消費者信頼感指数が予想を下回ったことが上値を抑えもみ合う展開となったが、引けにかけて再び切り返した。セクター別では素材やエネルギーが上昇する一方で、資本財や食品・生活必需品小売が軟調。

検索大手のアルファベット(GOOGL)は、オランダの法人などを利用したライセンス収入や知的財産収入の節税スキームを終了することが報じられたほか、カリフォルニア州のプライバシー保護法の施行を前に下落。航空機のボーイング(BA)は737MAX機の運航停止に関する補償で、トルコ航空と合意に達したが下落。電気自動車のテスラ(TSLA)は本日納車分で電気自動車購入への米連邦政府の補助金が終了する予定となっており、駆け込み需要への期待が広がり上昇。

Horiko Capital Management LLC

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