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日経平均は358円安でスタート、地政学リスクや円高が警戒

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;23217.49;-358.23
TOPIX;1701.87;-23.18

[寄り付き概況]

 8日の日経平均は前日比358.23円安の23217.49円と大幅に反落で取引を開始した。7日の米国市場は下落。SOX指数はプラスで終えている。引き続きイラン情勢の緊迫化で地政学リスクへの警戒感が広がっているほか、10-12月決算シーズンを前に様子見ムードとなった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比130円安の23350円。円相場は1ドル108円00銭付近で円高方向に推移。イラクにある米軍基地がイランから複数のミサイルの砲撃を受けたと報じられており、本日の日経平均は300円を超える下げ幅での反落スタートとなった。その後も下げ幅を拡大し、取引時間中としては11月21日以来となる23000円を割り込む展開となっている。

 業種別では、鉱業を除き、海運業、精密機器、ガラス・土石製品、不動産業、機械、その他金融業、非鉄金属などを筆頭にほぼ全業種がマイナスで推移している。売買代金上位では、村田製、ファナック、信越化、ファーストリテなどを筆頭にほぼ全面安の展開となっている。

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