16日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり87銘柄、値下がり132銘柄、変わらず6銘柄となった。
日経平均は反発。34.32円高の23950.90円(出来高概算4億9964万株)で前場の取引を終えた。前日の米国市場では、10-12月期決算を前に上値こそ重かったものの、米中貿易交渉での第一段階目の合意署名を無難に通過したことで、主要3指数は揃って上昇。シカゴ日経225先物清算値は大阪比25円高の23935円になるなか、ドル円相場も前日から円安基調を維持しており、本日の日経平均には買いが先行した。その後は利益確定の動きから一時マイナスに転じたものの、軟調なスタートとなったアジア株式市場が底堅さをみせたことで、日経平均は前引けにかけて再びプラス圏を確保。ただ、新規の材料難から、節目の24000円を前に上値は重かった。
値上がり寄与トップはファーストリテ、同2位はダイキンとなり、2銘柄で日経平均を約43円押し上げたほか、第一三共、リクルートホールディングス、中外製薬、塩野義、NTTデータなどがそれに続いた。なお、構成銘柄の値上がり率トップは第一三共となり、上昇率は4%となった。外部環境としても手がかり材料に乏しいなか、物色は内需系銘柄へ向かいやすい地合いとなっているもよう。一方、値下がり寄与上位銘柄は、ソフトバンクG、ファミマ、資生堂、KDDI、TDK、安川電機などが並んだ。
*11:30現在
日経平均株価 23950.90(+34.32)
値上がり銘柄数 87(寄与度+125.13)
値下がり銘柄数 132(寄与度-90.81)
変わらず銘柄数 6
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ファーストリテ 65220 900 +32.42
ダイキン 15590 305 +10.99
第一三共 7380 288 +10.37
リクルートHD 4270 72 +7.78
中外薬 10585 185 +6.66
塩野義 7029 141 +5.08
NTTデータ 1565 25 +4.50
テルモ 3964 30 +4.32
ソニー 7970 90 +3.24
スズキ 4803 89 +3.21
SUBARU 2743 73 +2.63
コナミHD 4545 70 +2.52
トレンド 5790 60 +2.16
エムスリー 3315 25 +2.16
アステラス薬 1907.5 10.5 +1.89
日本ハム 4890 90 +1.62
カシオ 2297 44 +1.59
大塚HD 4973 38 +1.37
武田 4434 35 +1.26
電通G 3800 30 +1.08
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ソフトバンクG 4920 -59 -12.75
ファミマ 2668 -43 -6.20
資生堂 7838 -145 -5.22
KDDI 3248 -22 -4.76
TDK 12230 -130 -4.68
安川電 4225 -120 -4.32
京セラ 7662 -51 -3.67
バンナムHD 6447 -98 -3.53
花王 9126 -98 -3.53
日立建 3230 -90 -3.24
富士フイルム 5705 -89 -3.21
アドバンテ 6170 -40 -2.88
日東電 6040 -70 -2.52
太陽誘電 3580 -65 -2.34
ファナック 20685 -40 -1.44
ホンダ 3024 -19 -1.37
信越化 12350 -30 -1.08
ミネベアミツミ 2353 -28 -1.01
三井不 2730.5 -28 -1.01
京成 4330 -50 -0.90