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新興市場銘柄ダイジェスト:OTSは大幅に続伸、オータケがストップ高

 オータケ 2181 -
ストップ高。20年5月期通期純利益を従来予想の3.00億円から9.00億円(前期実績4.20億円)に上方修正している。名古屋市の事務所を譲渡し、固定資産売却益6.63億円を特別利益として計上する。10日に発表した第2四半期累計決算は純利益が同38.3%減の1.69億円となっていた。

 ナガオカ 3380 +502
急騰で上場来高値。31日を基準日に1株につき2株の割合で分割すると発表している。投資単位当たりの金額を引き下げ、株式の流動性向上と投資家層の拡大を図ることが目的。株式分割に伴い、定款を一部変更し、発効可能株式総数を700.4万株から1400.8万株に引き上げる。

 ロゼッタ 4500 +315
大幅に3日続伸。日本法務システム研究所と業務提携契約を締結し、法務部門を支援するリーガルテックAIツール・翻訳機能付き契約書エディタ「LAWGUE T-4OO」を共同開発したと発表している。20日にサービス提供を開始する。また、投資に関する説明会を開催しており、説明資料で「T-4OOを超えた別次元の次世代AI翻訳」を2月にリリースする予定と明らかにしたことも買い材料視されたようだ。

 OTS 109 +24
大幅に続伸。第30回新株予約権4万3049個(430万4900株)が大量行使されたと発表している。発行総数の14.69%に相当する。大量行使で将来の株式価値の希薄化懸念後退を先取りした動きが出ているほか、塩野義製薬にライセンスアウトしているがん特異的ペプチドワクチンの食道がん患者を対象とした第3相臨床試験で、マイルストーン発生を前日に公表したことも引き続き買い材料視されたようだ。

 菊池製作所 1148 -5
昨年来高値更新後マイナス転換。20年4月期第3四半期に持分変動利益1.05億円を特別利益に計上すると発表。持分法関連会社が第三者割当による増資を行ったことに伴う措置。20年4月期業績に与える影響は現在精査中で、業績予想に変更が生じた場合は速やかに知らせるとしている。同社の純利益予想は前期比83.2%減の1.54億円。持分変動利益の計上で上方修正される可能性が高いとの見方が出たようだ。

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