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後場の日経平均は200円安でスタート、東エレクやソニーなどが下落

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;23882.56;-200.95
TOPIX;1734.71;-9.45

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均株価は前日比200.95円安の23882.56円と前引けから下げ幅を拡大して取引を開始した。ランチタイム中の日経225先物は23780円-23860円のレンジでの推移。ドル円相場は1ドル=109円90銭から110円00銭と朝方よりも円高方向に傾いている。アジア市場は、中国での新型コロナウイルスによる肺炎拡大による思惑などから、香港・ハンセン指数が2%近く、中国・上海総合指数は1%超とそれぞれ大きく下落している。日経平均は、主要企業の19年10-12月期決算発表を控えて様子見ムードにあったなか、上述の新型コロナウイルスからの連想によって大幅下落となったアジア市場での相場展開が前場から引き続き嫌気される格好となっている。

 業種別では、建設、ガス、輸送、パルプのみがプラスに推移している一方、他の29業種はマイナス推移。特に、空運、鉄鋼、化学、非鉄などの下落が目立っている。売買代金上位では、新型コロナウイルスを材料にインバウンド需要の減少が連想された資生堂が3%を超える下落を見せているほか、東エレクが2%超の下落となっている。その他では、ソニー、ファーストリテ、村田製作所などが下落。他方、ソフトバンクG、トヨタ自動車、任天堂などは小高く推移している。

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