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マザーズ先物概況:反落、新型コロナウイルスへの警戒感が重しに

23日のマザーズ先物は前日比7.0pt安の869.0ptとなった。なお、高値874.0pt、安値は868.0pt、取引高は816枚。本日のマザーズ先物は、中国での新型コロナウイルスによる感染拡大の懸念が相場全体の重しとなり、反落した。中国・武漢市が感染拡大阻止のために公共交通機関の運行停止を発表したが、春節休暇入りを前に今後の更なる拡大も懸念され、市場全体のセンチメントを悪化させた。為替も1ドル=109円台半ばまでの円高に振れ、こうした外部環境の悪化も個人投資家心理を暗くしたようだ。こうした中、マザーズ市場における時価総額上位銘柄群もそろって売られ、マザーズ先物の軟調な値動きに繋がった。前引け間際の段階では、下値を拾う場面もあったが、結局、午後から再度下げ幅を拡げる展開となった。日本電産を皮切りとした主要企業の決算内容を見極めたいという思惑も積極的な押し目買いを留めたようだ。指数寄与度の高い時価総額上位銘柄では、そーせい、サンバイオ、メルカリ、Sansan、ミクシィ、TKPなどが下落となった。

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