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日経平均は399円安でスタート、ファーストリテやソフトバンクGなど全般軟調に

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;23427.90;-399.28
TOPIX;1702.98;-27.46

[寄り付き概況]

 27日の日経平均は前週末比399.28円安の23427.90円と大幅反落でスタート。24日の米国株式相場でダウ平均は170.36ドル安の28989.73、ナスダックは87.57ポイント安の9314.91で取引を終了。複数の主要企業決算が好感され、買いが先行。しかし、コロナウイルスを巡る懸念から中国で春節(旧正月)の大型連休中の旅行を取りやめる動きに加えて、各国で中国への渡航禁止勧告が発令されるなど、中国経済が一段と落ち込むとの懸念から下落に転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比165円安の23635円。中国政府が新型肺炎拡散防止のため、国内旅行会社に海外団体旅行を中止するよう命じたと伝えられる中、世界経済への影響等も一段と警戒されてくる格好となり、景気敏感株を中心に売りが先行する展開となっている。また、イラクの首都バグダッドにある米大使館がロケット弾攻撃を受けたとの一部報道なども重しに。

 売買代金上位では、ファーストリテ、ソフトバンクG、オリエンタルランド、ソニー、日本電産、村田製作所、日本航空、アドバンテストなど主力処は全般軟調。業種別では33業種がマイナス圏で推移しており、空運、海運、非鉄金属、金属製品などが下落率上位で推移。

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