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マザーズ先物見通し:センチメント悪化の継続から引き続き軟調推移か

本日のマザーズ先物は、世界的なリスクセンチメントの悪化から引き続き軟調推移となりそうだ。前日の米国市場では、新型肺炎の感染拡大に伴う世界経済減速に対する警戒感から売りが膨らみ、NYダウなど主要株価指数は大幅に下落した。為替市場でもリスクオフの動きが継続し、1ドル=108円台後半での円高基調が継続している。こうした背景から、日経平均も続落スタートが想定され、マザーズ先物も売り優勢で始まりそうだ。また、昨日は時価総額上位銘柄だけでなく、昨年末から人気化していた直近IPO銘柄などの銘柄も含めて全面安商状だった。直近IPOについては指数インパクトが大きくないため、マザーズ先物への直接的な影響はないが、こうした全面的なセンチメントの悪化が続けば、当然に指数寄与度の高い時価総額上位銘柄にも悪影響となろう。そのため、本日も主力級銘柄を中心に軟調となり、マザーズ先物も全般弱含みでの推移となりそうだ。一方、自律反発的な動きとなれば、横ばいといったところになると予想される。上値のメドは835.0pt、下値のメドは815.0ptとする。

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