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後場の日経平均は141円高でスタート、33業種中32業種がプラスで推移

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;23357.06;+141.35
TOPIX;1697.77;+5.49

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比141.35円高の23357.06円と前引けから上げ幅を拡大して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は23290-23330円のレンジでの推移。円相場は1ドル=109円20銭前後と朝方からやや円安基調を強めて動いている。アジア市場では、春節(旧正月)の連休明けで動向が注目されていた香港ハンセン指数が3%安から始まったものの、その後は下げ渋っており、過度な警戒感がやや和らいでいるような印象だ。こうした流れから、後場の日経平均は上げ幅を拡げての堅調推移となっている。ただ、新型コロナウイルスを巡る先行きについては、引き続き注意が必要なことや主要企業の決算発表が控えていることから、昨日までの下落分の自律反発程度にとどまっている。

 業種別では、ガラス業のみが小幅にマイナスであるほかは、東証33業種中32業種がプラスで推移している。特に、海運業が2%強と大きく上昇しており、鉱業が1%超の上昇でこれに続いている。売買代金上位では、2%超上昇のソフトバンクGを筆頭に、ファーストリテ、任天堂、ソニーが小高く推移。そのほか、底堅い業績を前日に発表した信越化が1%超、主力の医薬品情報サイトで順調な成長を見せたエムスリーが3%超と大きく上昇している。一方、村田製作所、アドバンテスト、OLCはさえない。また、次世代通信規格「5G」関連の米ザイリンクスの決算が嫌気されたアンリツは4%超と大幅に下落している。

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