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マザーズ指数は続伸、時価総額上位銘柄が堅調、メルカリが大幅5日続伸

 本日のマザーズ指数は続伸となった。前日の米国株式市場では、新型肺炎拡大による経済減速への懸念の後退や、アイオワ州の民主党予備選挙での混乱を受けたトランプ大統領再選の可能性が高まったことから米主要3指数は揃って続伸。加えて、ドル円相場が1ドル=109円台半ばまで円安方向に振れたことで、本日のマザーズ市場にも朝方から買いが先行した。その後、中国をはじめとしたアジア株式市場の堅調推移も個人投資家などのセンチメントの下支え役となり、マザーズ指数は底堅い推移が継続した。物色としては、時価総額上位銘柄が総じて堅調な推移となったほか、前日の決算を受けた個別物色も活発であった。なお、売買代金は概算で563.50億円。騰落数は、値上がり185銘柄、値下がり107銘柄、変わらず20銘柄となった。
 値上がり率上位銘柄では、バーチャレクがストップ高水準まで買い進まれたほか、第3四半期決算が好感されたアドウェイズや第2四半期業績予想を上方修正した日本リビング保証がそれに続いて大幅高となった。売買代金上位銘柄では、NTTドコモとの業務提携を正式発表したメルカリが3%高、19年12月期の営業利益予想を上方修正したAI CROSSが9%高になったほか、Jストリーム、そーせい、JTOWER、マクアケ、JIAが上昇。一方で、GNI、ロゼッタ、HPCシステムズはさえない。

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