マネーボイス メニュー

NY株式:NYダウ483ドル高、新型肺炎治療薬・ワクチン開発の期待高まる

米国株式相場は上昇。ダウ平均は483.22ドル高の29290.85、ナスダックは40.71ポイント高の9508.68で取引を終了した。中国の大学が新型コロナウイルスによる肺炎に効果的な治療薬を発見したとの報道を受け、アジア・欧州株が全面高となり、買いが先行。1月ADP雇用統計が15年5月以来の大きな伸びとなったほか、ISM非製造業指数も予想を上回る堅調な内容となり、終日堅調となった。セクター別では、エネルギーや保険が上昇する一方で、自動車・自動車部品やメディアが軟調。

高級ブランドのカプリ・ホールディングス(CPRI)は、好決算を発表し大幅上昇。医療保険のヒューマナ(HUM)は、決算内容が予想を上振れ堅調推移。百貨店のメーシーズ(M)は、今後3年間で125店舗を閉鎖する計画を発表し買われた。一方で、電気自動車のテスラ(TSLA)は、一部アナリストによる投資判断引き下げにより、連日の株価急騰を受けた利益確定が広がり大幅下落となった。自動車のフォード(F)は、決算が予想を下回り軟調推移となった。

マーケット終了後に半導体のクアルコム(QCOM)が発表した10-12月期決算は、売上高、一株利益ともに予想を上振れた。時間外取引で上昇して推移している。

Horiko Capital Management LLC

シェアランキング

編集部のオススメ記事

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MONEY VOICEの最新情報をお届けします。