【ブラジル】ボベスパ指数 116028.27 +0.41％
5日のブラジル市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比471.56ポイント高(+0.41％)の116028.27で取引を終えた。115562.3から117700.5まで上昇した。
高く寄り付いた後は上げ幅をじりじりと縮小させた。中国の武漢の研究機関が新型肺炎に有効な薬を発見したとの報道が好感され、治療薬開発への期待が高まっている。また、海外市場の上昇などもブラジル株の買い安心感を与えた。
【ロシア】MICEX指数 3114.25 +0.54％
5日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比16.65ポイント高(+0.54％)の3114.25で取引を終了した。3083.26から3137.97まで上昇した。
売りが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。新型肺炎の有効薬開発への期待が高まっていることが支援材料。中国の武漢の研究機関が新型肺炎に有効な薬を発見したと報じられた。また、原油価格や海外市場の上昇なども買い安心感を与えた
【インド】SENSEX指数 41142.66 +0.87％
5日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比353.28ポイント高(+0.87％)の41142.66、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同109.50ポイント高(+0.91％)の12089.15で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を再び拡大させた。前日の欧米市場の上昇に加え、この日のアジア市場が堅調な値動きを示していたことを受け、インド株にも買いが先行。また、経済指標の改善なども引き続き支援材料となった。このほか、景気の改善観測が高まっていることが指数をサポートした。
【中国本土】上海総合指数 2818.09 +1.25％
5日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比34.80ポイント高（+1.25％）の2818.09ポイントと続伸した。
前日の好地合いを継ぐ。新型肺炎による景気先行き不安が依然としてくすぶるなか、当局は一段の対策を打ち出すとの見方が広がっている。20日に公表される最優遇貸出金利「ローンプライムレート（LPR）」（事実上の貸出基準金利）の2月分に関しては、3カ月ぶりに引き下げられるとの観測が浮上。預金準備率引き下げの可能性も指摘された。また、外電が4日、関係者の話として報じたところによれば、中国政府は財政予算の赤字比率引き上げや、公益事業向けに資金調達する特別地方債「専項債」の発行規模拡大などを検討しているという。