マネーボイス メニュー

米国株見通し:堅調地合い継続か、FRB議長の議会証言を見極め

(17時30分現在)
S&P500先物        3360.88(+7.88)
ナスダック100先物   9562.75(+35.25)

グローベックス米株式先物市場で、S&P500先物、ナスダック100先物は堅調地合いを維持、NYダウ先物は75ドル高で推移している。欧州株式市場は主要指数が総じて上昇し、今晩の米株式市場は買い先行となりそうだ。

週明け10日の取引は反発。中国企業の操業再開を好感した主要3指数は7日の大幅安の反動で上昇基調となり、S&Pとナスダックは過去最高値を更新して引けた。新型コロナウイルスの感染拡大に懸念は根強い一方、前週発表された雇用統計など堅調な経済指標から景気拡大期待は継続。好業績を背景としたアマゾンやアルファベットなどの主力株が買われ、指数の上昇に寄与した。

今晩の取引では、グッドイヤーやアムコアなどの企業決算のほか、好業績のハイテクが引き続き注目されそうだ。一方、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は今晩からの議会証言で国内経済を前向きに評価する見通し。半面、ウイルス被害の影響にも言及するとみられ、慎重姿勢を示す可能性もあろう。

シェアランキング

編集部のオススメ記事

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MONEY VOICEの最新情報をお届けします。