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マザーズ先物見通し:センチメントは改善も様子見ムードか

本日のマザーズ先物は、もみ合い展開が予想される。前日の米国市場では、NYダウが小幅に下落した一方、ナスダック総合指数は過去最高値を更新するなど高安まちまちで、手掛かり材料にはなりづらいだろう。それでも、新型コロナウィルスによる肺炎感染者数が発生地以外では減少しているとの観測もあり、事態収束への期待から全体としては米国市場は堅調な展開であった。また、シカゴの日経225先物も大幅に上昇しており、日経平均の反発スタートが見込まれることから、個人投資家センチメントは改善するだろう。ただ、休日前の10日には、メルカリが大幅に反落したほか、業績予想の上方修正が発表されたミクシィも上げ幅を縮めるなど、主力銘柄にさえない動きが目立った。また、明日の13日には、そーせいやラクスといった時価総額上位銘柄の決算発表が控えていることから、これらの結果を見極めたいといった思惑も働きそうだ。そのため、全般としては様子見ムードが強まる可能性が高いとみる。上値のメドは840.0pt、下値のメドは830.0ptとする。

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