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マザーズ指数は3日ぶり反落、利益確定が優勢、gbHDがストップ安

 本日のマザーズ指数は3日ぶり反落となった。前日の米国株式市場は、新型肺炎感染拡大の勢いが弱まりつつあるとの楽観ムードが後退したことで主要3指数は揃って反落。日本でも神奈川県で国内初の死者が出たことから、個人投資家の間でも懸念が広がり、マザーズ市場にも朝方から売りが先行。週末要因から積極的な押し目買いもみられず、直近2日間で上昇していたことも相まって、利益確定の動きが終日優勢であった。物色としても、決算後の個別物色のほかは、時価総額上位銘柄への売りが目立った。なお、マザーズ指数は3日ぶりの反落、売買代金は概算で859.62億円。騰落数は、値上がり66銘柄、値下がり238銘柄、変わらず8銘柄となった。
 値下がり率上位銘柄では、業績予想の下方修正を発表したgbHDがストップ安になったほか、前日の減益決算が嫌気されたグッドスピードやJMCがそれに続いて大幅安に。売買代金上位銘柄では、Aiming、ジモティー、そーせい、ラクス、メドピア、GNI、JTOWERがさえない。一方で、前日に発表した20年9月期第1四半期決算で黒字転換を果たしたイグニスがストップ高になり、20年12月期の大幅増収増益見通しが好感されたスペースマーケットが14%高になったほか、メルカリ、AIinside、モブキャストなどは上昇した。

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