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東京為替:ドル・円は戻りが鈍い、中国株高もウイルス懸念は根強い

17日の東京市場でドル・円は戻りが鈍い。午前中に発表された日本の国内総生産(GDP)の低調な内容を嫌気した円買いで、109円87銭から一時109円72銭まで下落。その後は上海総合指数の大幅高で円買いは縮小したが、新型コロナウイルスの感染拡大への懸念で、戻りは抑えられた。

・ユーロ・円は119円12銭から118円91銭まで弱含んだ。
・ユーロ・ドルは1.0843ドルから1.0834ドルまで値を下げた。

・17時時点:ドル・円109円80-90銭、ユーロ・円119円00-10銭
・日経平均株価:始値23489.78円、高値23561.98円、安値23335.99円、終値23523.24円(前日比164.35円安)

【要人発言】
・アーダーンNZ首相
「2020年のGDP成長率を+2.0-2.5%と予想」
「新型ウイルスは第1四半期の国内経済に打撃を与えるが、第2四半期には反発」
・黒田日銀総裁
「新型ウイルスが日本経済に波及すれば金融政策を考えなければならない」
・西村経済再生相
「新型ウイルスによる影響には注意が必要」
「消費増税前の駆け込みと反動減は前回増税時ほどではなかったと考えられる」

【経済指標】
・日・10-12月期GDP1次速報:前期比年率-6.3%(予想:-3.8%、7-9月期:+1.8%)

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