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日経平均は大幅に4日続落、アップル売上未達受け300円超安

日経平均は大幅に4日続落。17日の米国市場はプレジデンツデーの祝日で休場だった。ただ、米アップルが新型肺炎の影響から1-3月期の売上高予想を達成できない見込みと発表。本日の東京市場では電子部品や半導体関連といったハイテク株を中心に売りが先行し、日経平均は124円安からスタートした。アジア株は総じて軟調で、米株価指数先物も時間外取引で下落したことなどから、日経平均は寄り付き後も下げ幅を拡大。後場に入ると23133.60円(前日比389.64円安)まで下落する場面があった。

大引けの日経平均は前日比329.44円安の23193.80円となった。東証1部の売買高は11億5325万株、売買代金は2兆1244億円だった。業種別では、電気機器、金属製品、機械が下落率上位で、その他も全般軟調。空運業のみ小幅に上昇した。東証1部の値下がり銘柄は全体の86%、対して値上がり銘柄は11%となった。

個別では、売買代金トップのソフトバンクGが5%近く下落したほか、東エレク、SUMCO、村田製、アドバンテス、太陽誘電といったハイテク株が軒並み大幅安。半導体を巡っては米政府が中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)への新たな規制を検討しているとも報じられ、売り材料となったようだ。その他売買代金上位もソニー、トヨタ自など全般軟調。また、中小型株にもリスク回避目的の売りが広がり、IBJなどが東証1部下落率上位に顔を出した。一方、売買代金上位ではファーストリテが逆行高となり、リクルートHDも小幅ながらプラスを確保した。日本調剤や日医工は個別材料を手掛かりに急伸。アキレスはウイルス関連対策との見方が台頭し、ストップ高を付けた。

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