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2月20日のNY為替概況

 20日のニューヨーク外為市場でドル・円は112円23銭まで上昇後、111円70銭まで反落して引けた。

米国の2月フィラデルフィア連銀製造業景況指数や1月景気先行指数が予想を上回り他国に比べて米国経済の強い成長に期待が広がったほか、中国国外での新型肺炎の拡大を世界保健機関(WHO)が警告したため、質への逃避的な動きに投資資金が米国に流入しドル買いにつながった。

ユーロ・ドルは、1.0821ドルまで上昇後、1.0783ドルまで反落して引けた。ユーロ圏・2月消費者信頼感指数が予想を上回ったためいったんユーロ買いが強まった。しかし、欧州中央銀行(ECB)が1月議事要旨の中で、長期にわたり大規模緩和が必要との見方を確認したため戻り高値からは金利先安感に伴うユーロ売りに押された。

ユーロ・円は121円40銭まで上昇後、120円52銭まで反落。

ポンド・ドルは1.2849ドルまで下落後、1.2889ドルまで上昇した。

ドル・スイスは0.9815フランまで下落後、0.9845フランまで上昇した。

[経済指標]
・米・2月フィラデルフィア連銀製造業景況指数:36.7(予想:11.0、1月:17.0)
・米・先週分新規失業保険申請件数:21万件(予想:21.0万件、前回:20.6万件←20.5万件)
・米・失業保険継続受給者数:172.6万人(予想:171.7万人、前回:170.1万人←169.8万人)
・米・1月景気先行指数:前月比+0.8%(予想:+0.4%、12月:-0.3%)
・ユーロ圏・2月消費者信頼感指数:−6.6(予想:-8.2、1月:-8.1%)

  

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