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豪ドル週間見通し:横ばいか、利下げ観測再燃で買いづらい面も

■強含み、日本でのウイルス感染拡大を意識した円売りも

先週の豪ドル・円は強含み。豪準備銀行(中央銀行)の2月理事会議事要旨の「緩和について協議」を意識して豪ドル売り・円買いが一時優勢となったが、中国人民銀行が新型肺炎拡大による経済への打撃を軽減するため政策金利を引き下げたこと、日本における新型コロナウイリスの感染拡大を懸念して米ドル買い・円売りが活発となったことから、豪ドルの対円レートは底堅い動きとなった。取引レンジ:73円19銭-74円48銭。

■横ばいか、利下げ観測再燃で買いづらい面も

今週の豪ドル・円は横ばいか。新型肺炎拡大の行方をにらみながらの取引が続くとみられる。急激な加速がみられなければ豪ドル売り圧力は後退する見込み。ただ、1月豪失業率が上昇したことから、早期利下げ観測が再燃しており、豪ドルは上げ渋る可能性がある。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・特になし

予想レンジ:73円00銭-75円00銭

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