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NY株式:NYダウ1031ドル安、新型コロナウイルスの感染拡大で世界的な株安

米国株式相場は下落。ダウ平均は1031.61ドル安の27960.80、ナスダックは355.31ポイント安の9221.28で取引を終了した。新型コロナウイルスによる感染被害が各国に拡大しており、世界経済減速への懸念から大幅下落となった。アジア・欧州株も全面安となり、投資家心理が悪化した。ダウは1000ドルを超す下落となった。セクター別では全面安となり、特に半導体・半導体製造装置や自動車・自動車部品の下落が目立った。

原油相場の下落で、エクソン・モービル(XOM)やマラソン・オイル(MRO)などエネルギー銘柄が軟調推移。米長期金利の低下でシティ・グループ(C)、バンクオブアメリカ(BAC)、JPモルガン(JPM)など金融各社が軒並み売られた。コロナウイルスによる影響で、電気自動車のテスラ(TSLA)、コーヒーチェーンのスターバックス(SBUX)、運動靴メーカーのスケッチャーズUSA(SKX)などが業績懸念で下落した。

国民皆保険制度を提唱しているバーニー・サンダース上院議員がネバダ州民主党予備選で快勝し、ユナイテッドヘルス(UNH)やヒューマナ(HUM)など医療保険銘柄が下落している。

Horiko Capital Management LLC

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