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東京為替:ドル・円は上げ渋り、日本株の下げ幅縮小も米長期金利の失速で

欧州市場でドル・円は一時110円34銭まで弱含んだ後、110円40銭台に値を戻した。欧州株安や米10年債利回りの低下で市場センチメントは悪化。米ダウ先物は上昇分を削っており、ドル売りに振れやすい。ただ、安全通貨買いの流れでドルが選好され、主要通貨に対して底堅く推移している。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円34銭から110円74銭、ユーロ・円は119円59銭から120円20銭、ユーロ・ドルは1.0834ドルから1.0865ドル。

00007002《東京外為市場 クロ−ズ》
17:00JST 本日の東京外為市場概
ドル・円は上げ渋り、日本株の戻りは限定的

26日の東京市場でドル・円は上げ渋り。早朝の取引で110円13銭まで下げた後、日経平均株価の下げ幅縮小や米株高観測などで正午すぎに110円58銭まで強含んだ。ただ、米10年債利回りの持ち直しが一服し、失速するとドルは買い縮小で小幅に値を下げた。

・ユーロ・円は119円75銭から120円19銭まで上昇したが、その後は失速。
・ユーロ・ドルは1.0883ドルから1.0862ドルまで値を下げた。

・17時時点:ドル・円110円40-50銭、ユーロ・円120円10-20銭
・日経平均株価:始値22374.14円、高値22456.55円、安値22127.42円、終値22426.19円(前日比179.22円安)

【経済指標】
・特になし

【要人発言】
・安倍首相
「市場の動向は緊張感をもって注視」
・ディック・バウンドIOC委員
「東京五輪の開催に関する判断の期限は5月下旬」
「事態が終息していない場合、順延や開催地変更は難しく中止の検討も」

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