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マザーズ指数は急落、2016年2月以来の安値水準、BASEが急落

 本日のマザーズ指数は、6%を超える急落となった。新型コロナウイルスの感染が世界で広がり、世界経済への悪影響に対する懸念が一段と強まるなか、前日のNYダウが過去最大の下げ幅を記録した流れを受け、本日も朝方からマザーズ市場にも売りが先行した。その後も、アジア株安やドル円相場が1ドル=109円割れまでの円高が進行したこともあり、センチメント悪化に伴うマザーズ銘柄への売りが継続した。また、足元の下落相場によって、個人投資家の間で信用取引の追加証拠金(追い証)差し入れを回避するため投げ売りも広がったもよう。マザーズ市場も全面安商状となり、指数は2016年2月以来、約4年ぶりの安値水準となった。なお、売買代金は概算で1148.13億円。騰落数は、値上がり7銘柄、値下がり306銘柄、変わらず1銘柄となった。
 値下がり率上位銘柄では、BASEやイノベーションが20%安と急落したほか、INCLUSIVEやリアルワールドなどもそれに続いて大幅安に。売買代金上位銘柄では、そーせい、すららネット、Amazia、GNI、サンバイオ、メドレー、UUUMが下落。一方で、共同研究先が新型コロナウイルス治療用の抗体医薬の作製に着手したカイオムが23%高になったほか巣ごもり消費関連としてメルカリも逆行高になった。

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