3月2日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり157銘柄、値下がり66銘柄、変わらず2銘柄となった。
日経平均は反発。234.91円高の21377.87円(出来高概算9億8000万株株)で前場の取引を終えた。新型コロナウイルスの感染者拡大による世界経済の鈍化懸念を背景に、21000円を割り込んで始まったが、寄り付き直後に付けた20834.29円を安値にこう着が続く中、日銀総裁による談話が伝えられたことをきっかけに、プラス圏を回復。その後上げ幅は200円超にまで拡大している。
値上がり寄与トップは東エレク、同2位はファーストリテとなり、2銘柄で日経平均を約64円押し上げた。米半導体関連株の大幅反発を背景に、東京市場でも東エレクの他、アドバンテスト、SUMCOなども強い値動き。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップは三井E&Sで6.96%高、同2位はエムスリーで5.67%高だった。
一方、値下がり寄与トップは中外薬、同2位は塩野義となり、2銘柄で日経平均を約16円押し下げた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップも中外薬で2.73%安、同2位は三井物産で1.96%安だった。
*11:30現在
日経平均株価 21377.87(+234.91)
値上がり銘柄数 157(寄与度+273.85)
値下がり銘柄数 66(寄与度-38.94)
変わらず銘柄数 2
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
東エレク 23305 980 +35.30
ファーストリテ 54230 790 +28.46
ソフトバンクG 5125 112 +24.21
アドバンテ 5170 255 +18.37
エムスリー 2944 158 +13.66
リクルートHD 3864 106 +11.46
TDK 10710 260 +9.37
バンナムHD 5624 254 +9.15
ソニー 6860 249 +8.97
ファナック 18165 195 +7.02
第一三共 6760 170 +6.12
富士フイルム 5420 143 +5.15
太陽誘電 3160 140 +5.04
オリンパス 1993.5 31.5 +4.54
テルモ 3501 23 +3.31
電通G 2898 86 +3.10
コムシスHD 2735 71 +2.56
オムロン 5910 70 +2.52
ヤマハ 5370 70 +2.52
菱地所 1904 60 +2.16
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
中外薬 11395 -320 -11.53
塩野義 5734 -111 -4.00
アサヒ 4081 -69 -2.49
エーザイ 7926 -55 -1.98
エプソン 1502 -26 -1.87
信越化 12095 -50 -1.80
東京海上 5730 -71 -1.28
NTTデータ 1284 -7 -1.26
三井物 1748.5 -35 -1.26
アルプスアル 1635 -24 -0.86
伊藤忠 2438.5 -23 -0.83
安川電 3365 -20 -0.72
花王 7849 -19 -0.68
住友商 1527.5 -17 -0.61
京セラ 6788 -8 -0.58
SOMPOHD 3967 -49 -0.44
KDDI 3056 -2 -0.43
旭化成 889.6 -11.1 -0.40
三菱商 2679.5 -10.5 -0.38
MS&AD 3448 -35 -0.38