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マザーズ先物概況:大幅に反発、金融政策への期待や短期的な突っ込み感から買い戻し優勢

3月2日のマザーズ先物は前週末比27.0pt高の732.0ptとなった。なお、高値756.0pt、安値は690.0pt、取引高は10779枚。本日のマザーズ先物は、日米の金融緩和政策への期待による下支えもあり、大幅に反発した。前週末の米国市場において主要株価指数が高安まちまちとなるなか、マザーズ先物はナイトセッションの間も大きく下げ続けていた。2月29日に発表された中国の製造業・非製造業PMI(購買担当者景況指数)が市場予想を大幅に下回り景気後退リスクが高まるなか、本日も軟調な展開が予想されるところではあったが、本日午前に、黒田日銀総裁が「適切な金融市場調節や資産買い入れの実施を通じて、潤沢な資金供給と金融市場の安定確保に努めていく」との総裁談話を発表したことや、FRBのパウエル議長も2月28日に「我々は政策ツールを用いて、経済を支えるために適切に行動するだろう」とする緊急声明を公表していたことから、日米による金融緩和への期待感から投資家マインドが改善した。こうした流れに加えて、前週末までにマザーズ先物は225先物やTOPIX先物などに比べて大幅に下げていたことから、買い戻しが優勢となった。日経平均などが次第に上昇に転じたことや、経済指標を受けてからの動向が気掛かりだった中国・上海総合指数が大幅に反発したことなどもセンチメントの改善に寄与した。結果、マザーズ銘柄は時価総額上位の主力株も含めてほぼ全面高商状となった。指数寄与度の高いところでは、ジーエヌアイグループ、マネーフォワード、フリー、そーせい

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