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新興市場銘柄ダイジェスト:ウチダエスコは急落、アンジェスがストップ高

 アンジェス 507 +80
ストップ高。大阪大学と共同で新型コロナウイルス対策のための予防用DNAワクチンの開発を行うことを決定したと発表している。DNAプラスミド製品の開発実績を生かす。DNAワクチンの製造は、不活化ウイルスをワクチンとする方法などに比べ、短期間で製造プロセスを確立することが可能という。製造はプラスミドDNAの製造技術と製造設備を有するタカラバイオが担当する。

 ウチダエスコ 3015 -585
急落。20年7月期の営業利益を従来予想の8.30億円から13.00億円(前期実績8.19億円)に上方修正。大型案件を含む学校市場向けタブレット型端末等の販売が第1四半期にあり、利益が拡大する見通し。ただ、第2四半期累計の営業利益は前年同期比196.9%増の10.14億円と第1四半期(383.5%増の9.07億円)から減速。第3四半期以降の伸びも限定的との見方から材料出尽くし感が出ている。

 アプリックス 209 +5
大幅に続伸。子会社のスマートモバイルコミュニケーションズがクラウドSIMを使用したモバイルWi-Fiルーター新サービス「THE WiFi」の提供を開始したと発表している。データ通信容量無制限で3大通信キャリアのLTEエリアや15万カ所以上の公衆Wi-Fiスポットに対応している。また、次世代通信規格「5G」へのアップグレードプログラムにも対応しているという。

 エルテス 1790 -22
大幅に続伸。フーバーブレインと業務提携契約を締結したと発表している。テレワークを推進する製品・サービスの開発及び改良、顧客開拓などを協力して推進する。具体的には、フーバーブレインが持つテレワークソリューションにエルテスが持つ内部脅威検知サービスを付帯させた商品を新たに企画、協力して販売する。また、両者を連携させてAIを利用して自動化させるための研究開発を進める。

 3Dマトリクス 351 -1
大幅に続伸。新規自己組織化ペプチド配列の組織閉塞剤としての特許が米国で成立したと発表している。今回の特許は、吸収性局所止血材「PuraStat」に続く次世代止血材として研究開発を進めている「PM03」に関する特許。手術などで損傷した組織や臓器からの出血等の損傷部位を塞ぐなどの止血効果を有するという。日本や欧州では既に特許が成立している。

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