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NY為替:3月FOMCでの追加利下げ織り込みドル全面安

5日のニューヨーク外為市場でドル・円は106円95銭から一時105円97銭まで下落して106円16銭で引けた。米国の10-12月期非農業部門労働生産性改定値や1月製造業受注が市場予想を下回り、3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げ観測が強まる展開となった。米国10年債利回りは一時0.9%を割れ過去最低水準となると、ドル売りに拍車がかかった。新型肺炎の感染急拡大が経済や企業業績に一段と害を与えるとの懸念にリスク回避の円買いも加速した。

ユーロ・ドルは、1.1167ドルから1.1245ドルまで上昇して1.1238ドルで引けた。ユーロ・円は119円68銭から119円00銭まで下落した。株安が嫌気された。ポンド・ドルは1.2905ドルから1.2969ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9543フランから0.9447フランまで下落した。

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