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東京為替:ドル・円は弱含み、混乱回避の円買いで一時101円台

9日の東京外為市場でドル・円は弱含み。104円60銭まで上昇後、米利下げ観測を手がかりとしたドル売りが優勢に。また、原油安やアジア株安など市場の混乱によるリスク回避の円買いで、ドルは午前中に101円57銭まで下落。その後はおおむね102円台に戻して推移した。

・ユーロ・円は118円74銭から116円38銭まで値を下げた。
・ユーロ・ドルは1.1337ドルから1.1495ドルまで強含んだ。

・17時時点:ドル・円102円20-30銭、ユーロ・円116円80-90銭
・日経平均株価:始値20343.31円、高値20347.19円、安値19472.26円、終値19698.76円(前日比1050.99円安)

【要人発言】
・武内財務官
「過度な変動は望ましくない。為替のコメントは控える」
「これまで以上に緊張感をもって注視する」
・財務省幹部
「為替の動向、神経質な動きになっており緊張感をもって見守る」
「NY原油安や新型ウイルス感染拡大による米経済への影響も反映」

【経済指標】
・日・10-12月期GDP2次速報:前期比年率-7.1%(予想:-6.6%、1次速報:-6.3%)
・日・1月経常収支:+6123億円(予想:+6235億円、12月:+5240億円)
・日・2月景気ウォッチャー調査・現状:27.4(予想:35.7、1月:41.9)
・スイス・2月失業率:2.5%(1月:2.6%)
・独・1月鉱工業生産:前月比+3.0%(予想:+1.6%、12月:-2.2%←-3.5%)
・独・1月貿易収支:+139億ユーロ(12月:+152億ユーロ)

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