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米国株見通し:自律反発に期待、原油価格の下げ渋りを好感も

(17時10分現在)
S&P500先物        2,368.25(-33.25)
ナスダック100先物   7,161.38(-44.12)

グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は200ドル超安。NY原油先物(WTI)の安値圏推移で、今晩の米株式市場は売り先行となりそうだ。

18日の取引は大幅反落。S&Pとナスダックは5%前後下げたほか、ダウは1300ドル超安となり20000ドルの大台を割り込んだ。トランプ政権は1兆ドル規模の経済対策を打ち出したが、新型コロナウイルスの根絶は見込めず、先行きの不安によるリスク資産の売りが強まった。また、原油価格の急落を受け、エネルギー関連株を中心とする売りが指数を押し下げた。

ただ、19日は先物が徐々に下げ幅を縮小しており、前日大幅安の反動で自律反発が期待される。今晩発表のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は大幅な悪化が見込まれるが、16日のNY連銀製造業景況指数は過去最大の下げ幅を記録。今晩の下振れはある程度織り込み済みで、パニック的な株売りは想定しにくい。また、原油価格の下げ渋りで割安感の生じたエネルギー関連株の買戻しも予想され、前日の下げからはやや持ち直す方向とみる。

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