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米先週分新規失業保険申請件数は急増、3月フィリー連銀製造業指数は予想外のマイナス

米労働省が発表した先週分新規失業保険申請件数は前週から7万件の28.1万件と予想22.0万件を大幅に上回り2017年9月来の高水準に跳ね上がった。新型ウイルスの影響がすでにあらわれた。1週間遅れの統計となる失業保険継続受給者数は170.1万人と、予想173.8万人を下回った。

同時刻に発表された3月フィラデルフィア連銀製造業景況指数は−12.7と予想外のマイナスに落ち込み2012年7月以降で最低となった。

米商務省が発表した10-12月期経常収支は−1098億ドルとなった。赤字幅は7-9月期-1254億ドルから縮小したが予想ほど縮小しなかった。

低調な結果を受けてドルは伸び悩み。ドル円は110円00銭から109円62銭まで下落、ユ—ロ・ドルは1.0726ドルから1.0839ドルまで上昇した。

【経済指標】
・米・先週分新規失業保険申請件数:28.1万件(予想:22.0万件、前回:21.1万件)
・米・失業保険継続受給者数:170.1万人(予想:173.8万人、前回:169.9万人←172.2万人)
・米・10-12月期経常収支:−1098億ドル(予想:-1086億ドル、7-9月期:-1254億ドル←-1241億ドル)
・米・3月フィラデルフィア連銀製造業景況指数:−12.7(予想:9.0、2月:36.7)

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