23日午前の東京市場でドル・円は、110円台半ば近辺で推移。現時点で日経平均は前週末の終値近辺で推移しており、日経平均株価の下落を警戒したドル売りは一服しつつあるようだ。ドル資金不足はある程度解消されていることから、投機的なドル買いは縮小しつつあるようだが、予断を許さない状況が続いている。ここまでの取引レンジはドル・円は110円29銭から111円25銭、ユーロ・円は117円91銭から118円93銭、ユーロ・ドルは1.0636ドルから1.0710ドル。
■今後のポイント
・欧米諸国での新型肺炎の感染拡大に対する警戒感
・原油価格の乱高下
・主要国の財政出動期待
・NY原油先物(時間外取引):高値23.07ドル 安値20.80ドル 直近値22.18ドル