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日経平均は132円高でスタート、富士フイルムや武田が堅調

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;17951.44;+132.72
TOPIX;1335.82;+5.95

[寄り付き概況]

 3日の日経平均は前日比132.72円高の17951.44円と大幅に反発で取引を開始した。2日の米国市場では、トランプ大統領がツイートで、ロシアとサウジアラビアが減産する見込みだと伝えたことで原油相場が急騰。過度のリスク回避姿勢が和らいだことで主要株価指数は揃って反発した。ただ、原油相場の急伸は安心感にはつながるだろうが、幅広いセクターへの支援材料にはなりづらく、今後の株価反応は限定的とみられる。シカゴ日経225先物清算値は大阪比220円高の18080円であり、本日の日経平均はまずはこれにサヤ寄せする格好となり、反発スタートとなった。その後は上げ幅を拡大し、一時200円を超える上げ幅での展開となっている。

 業種別では、鉱業、石油・石炭製品、パルプ・紙、陸運業などがプラスで推移している。売買代金上位では「アビガン」増産にむけ調達先を増やすと伝えられた富士フイルムや、同薬原料の新たな調達先に決まったと報じられたデンカの上昇が目立つほか、任天堂、資生堂、武田など全般堅調に推移。

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