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株式・為替はウイルス感染の増加ペースを意識した相場展開に

 報道によると、トランプ米大統領は6日、新型コロナウイルスの感染拡大などを受けた政府の対応を巡って、民主党のバイデン前副大統領と電話で協議したもようだ。バイデン氏からの協議要請をトランプ大統領が応じる形となった。現時点で協議の内容は明らかになっていないが、市場関係者の間では「新たな経済支援策や、ウイルス感染の拡大を抑制するためのプランなどについて協議した可能性がある」との見方が出ている。

 6日の米国株式市場は、新型コロナウイルスの感染拡大のペースが鈍化しつつあるとの見方が広がり、大幅高となった。ウイルス感染の被害は拡大しているものの、一部の市場関係者は「楽観視できないが、6月にかけて欧米諸国におけるウイルス感染の増加ペースは大幅に鈍化する可能性がある」と予想しており、株式・為替はウイルス感染の増加ペースを意識した相場展開になる可能性がある。

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