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後場の日経平均は190円高でスタート、ソニーやアドバンテストなどが上昇

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;18767.12;+190.82
TOPIX;1388.97;+12.67

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比190.82円高の18767.12円と前引けから上げ幅を大きく縮小して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は後場の取引開始直前の18650円まで下げた。アジア市場は総じて堅調。中国上海総合指数は1%強の大幅高で高値圏での推移を継続しており、香港ハンセン指数も寄り付き直後からは上げ幅を縮小しているが強含んでの推移となっている。為替は1ドル=108円80銭前後と朝方よりもやや円高基調。前場の日経平均は新型コロナ感染者数のピークアウトの兆候を好感した米株大幅高や事業規模にして108兆円という国内総生産の約2割に相当する大規模経済対策を下支え要因に大きく上伸した。ただ、前引けにかけて上げ幅を縮小した流れから、後場の日経平均は上げ幅をさらに縮小しての取引開始となった。しかし、それでもその後は再度持ち直す動きもみられ、もみ合い展開となっている。

 業種別では、サービスを筆頭にゴム、ガラス、建設、金属、その他金融業、機械、精密機器、不動産などがプラス推移となっている一方、海運、鉱業、パルプ、繊維、水産などが小安くなっている。東証1部の売買代金上位では、値がさ株のソフトバンクGを筆頭に、ソニーや東エレク、アドバンテストといったハイテク株、その他では、三菱UFJ、OLC、リクルートHD、武田などが大幅に上昇している。他方、直近買い進まれていた富士フイルムやデンカが大幅安となっているほか、KDDIやNTTといった通信セクター、花王などが小安く推移している。

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