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マザーズ指数は大幅に4日続伸、中小型株物色の流れ強まる、値上がり率トップはGMOメディア

 本日のマザーズ指数は、大型株が冴えないなか中小型株物色が強まり、大幅に4日続伸となった。前日の米国市場では、米国立アレルギー感染症研究所所長が新型コロナウイルス感染者数のピークアウトを示唆する発言をしたことなどから、主要株価3指数は大幅高となった。この流れから、日経平均株価も5日続伸してスタートしたが、前週末から急ピッチで上昇していたことや、国内での新型コロナ感染者数が過去最多を記録し、警戒感がくすぶっていたこともあり、次第に利益確定売りが優勢となった。こうした中、個人投資家の物色意欲はマザーズ銘柄を中心とした新興市場に向かった。個別に材料のあった銘柄だけでなく、時価総額上位銘柄なども含めて多くの銘柄が強含んだ。なお、売買代金は概算で937.06億円。騰落数は、値上がり252銘柄、値下がり61銘柄、変わら11銘柄となった。
 個別では、塩野義製薬と締結したライセンス契約と覚書に定められたマイルストーン条件を達成したと7日に発表したことが引き続き買い材料視されたステムリムがストップ高となったほか、上場来安値圏からの急反発となったGMOメディアや、gbHD、ソフトマックス、ベストワンドットコム、農業総合研究所、ユナイトアンドグロウ、ミクリードなどが値上がり率上位に入った。一方、値下がり率上位には、MRT、富士マガ、ジェイック、レントラックス、バリューゴルフ、フーバーブレイン、フルッタフルッタなどが並んだ。

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