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日経平均は154円高でスタート、ファーストリテやファナックが堅調

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;19500.07;+154.30
TOPIX;1417.05;+0.07

[寄り付き概況]

 10日の日経平均は前日比154.30円高の19500.07円と大幅に反発で取引を開始した。9日の米国市場ではNYダウが285ドル高となった。米連邦準備制度理事会(FRB)が追加支援策を導入し、中小企業、州・地方自治体支援などで最大2.3兆ドルの融資を提供すると発表したほか、パウエル議長が融資可能な規模は「無制限」としたことが好材料視された。しかし、石油輸出国機構(OPEC)加盟国・非加盟国の臨時会合で、サウジアラビアとロシアが減産で合意したものの規模が予想を下回ったことで原油価格が下落したことが重石となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比30円安の19460円。円相場は1ドル108円50銭付近で推移している。この流れから本日の日経平均は反発スタートとなったが、その後は上げ幅を縮小し、上値の重い展開となっている。

 業種別では、倉庫・運輸関連業、ガラス・土石製品、非鉄金属、銀行業、電気・ガス業、パルプ・紙などがプラスで推移。一方、鉱業、石油・石炭製品、陸運業、証券・商品先物取引業、小売業、食料品、保険業などがマイナスで推移している。売買代金上位では、ファーストリテ、富士フイルム、ファナック、スズキ、信越化などがプラスで推移。一方、7&iHD、ソニー、資生堂などがマイナスで推移している。

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