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マザーズ指数は5日ぶり小反落、利益確定売りが先行、値上がり率トップは松屋R&D

 本日のマザーズ指数は、週末ということもあって利益確定売りが先行し、小幅ながら5日ぶりに反落した。前日の米国市場では、米連邦準備理事会(FRB)が低格付け債の購入を含めた大規模な金融支援策を決定し、主要株価指数は上昇した。しかし、国内では、東京や大阪を中心に新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかかっておらず、先行き警戒感が拭えていない。こうした背景に加え、マザーズ指数は前日までの間に4日続伸と大きく上昇していたため、本日は、利益確定売りが先行した。ただ、押し目買いも入り、大引けにかけては下げ幅を縮小していった。なお、売買代金は概算で859.72億円。騰落数は、値上がり148銘柄、値下がり169銘柄、変わらず7銘柄となった。
 個別では、直近IPO銘柄である松屋R&Dが300円高のストップ高と大幅に4日続伸した。材料のあったところでは、20年3月期の営業損益を赤字だった従来予想から一転して黒字見通しへと上方修正したVEGAが17%超とストップ高まで買い進まれた。この他では、ピアズ、メディア工房、バーチャレク、NexTone、ステムリム、インフォネットなどが値上がり率上位に並んだ。一方、今期営業利益が前期比73.2%減の5000万円と減益見通しになったエルテスが15%超安となったほかでは、MacbeeP、ミクリード、ベルトラ、エードット、JIA、TKPなどが値下がり率上位に並んだ。

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