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ダイキアクシス Research Memo(10):配当政策と株主優待制度が評価され株主1万名超に

■株主還元策

ダイキアクシスは株主還元策として連結配当性向30%を留意して、2019年12月期は、1株当たり配当金を前期並みの24円、配当性向は36.8%となった。2020年12月期は1株当たり年24円配(中間期12円)を継続し、配当性向33.1%を計画している。2016年12月期から導入した株主優待制度では、単元株数100株以上を保有する期末株主に対してオリジナルQUOカード1,000円相当を贈呈している。配当金と株主優待を合算した利回りは、魅力的な水準となる。個人株主が増加し、2019年12月期末の株主数は前期末の7,470名から10,256名超に増えた。

■情報セキュリティへの対応

同社では情報セキュリティ対策として、情報インフラ設備の整備やシステム運用管理ソフトウェアを常時稼働させ、セキュリティの監視及び制限を行っている。社員に対しては、情報セキュリティポリシーを作成し啓蒙を図るとともに、毎年全社員対象にeラーニングにてセキュリティ教育を実施し、情報セキュリティ対策を組織内に浸透させている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)

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