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マザーズ指数は反発、直近IPO銘柄の強さが目立つ

 本日のマザーズ指数は反発となった。10日の米国市場がグッドフライデー(聖金曜日)の祝日のため休場かつ週明けは欧州市場が休場となるため、海外勢のフローが限られると見られるなか、本日の主力市場は売りが先行。一方、マザーズ指数は買いが先行して始まると、日経平均が冴えないなか、上げ幅を拡大し一時682.10ptをつけた。その後、後場に日経平均が一段安となると、これに引きずられる格好から新興市場でも利益確定売りが広がり、マザーズ指数も上げ幅を急速に縮めたが、大引けにかけては再び持ち直す展開に。なお、マザーズ指数は反発、売買代金は概算で944.79億円。騰落数は、値上がり154銘柄、値下がり161銘柄、変わらず9銘柄となった。
 個別では、メドレーがマザーズ売買代金トップにランクイン。アンジェス、サンバイオ、ステムリム、そーせいなどバイオ株の一角にも物色が散見。また、サイバーセキュリティクラウド、関通、NexTone、アディッシュなど直近IPO銘柄の一角も先週に続き強さを見せた。メドレックスは「マイクロニードル」関連として改めて短期資金の関心が向かったようだ。上方修正を発表し先週末に買われたベガコーポレーションの他、20年3月期の通期予想を上方修正したエーアイなど好業績銘柄にも注目が集まった。一方、GNI、UUUM、Sansan、TKP、Aimingなどが売られた。

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