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日経VI概況:低下、国内株は引けにかけ上げ幅拡大

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14日、前週末比-5.35pt(下落率12.57%)の37.21ptと低下した。なお、高値は41.11pt、安値は35.75pt。前日の米国株式市場は高安まちまちとなったが、トランプ米大統領が早期の経済活動再開に意欲を示したことや中国の3月貿易統計が予想ほど悪化しなかったこともあり、東京株式市場の主要指数が総じて引けにかけて上げ幅を拡大した。これを受けて、リスク回避姿勢はいったん後退し、VIは朝方から終日低下基調をみせた。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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